おはようございます、落武者です。

 

3/15は妻の母の命日でした。

58歳で亡くなりましたので、妻が36歳の時。

早いもので26年の月日が流れていたのですね。

 

 

妻は子育ての真っ最中で、最も信頼していた母を亡くし、誰にも子育ての大変さや悩みを相談する事が出来ずに二人の子供を育て上げました。

落武者は全くの役立たずで、そもそも長女の妊娠が分かった時に、「母子家庭だと思って育ててくれ。」と言うくらいのクズでしたから・・・チーン(社畜)

 

亡くなった3/15から告別式の18日までは、先日のように風が強く、大荒れの天気が続きました。

毎年、「あの時は風が強かったね🌀」と話になります。

今年の3/18も風が吹き荒れました。

 

春は希望と出逢いの季節ですが、落武者家にとっての春は、哀しみと別れの季節でもあります。

 

母が亡くなってから告別式が終了し、自宅に戻ってくるまで、気丈にも一切涙を流さなかった妻が、自宅に着いた途端、車の中で号泣したことを昨日のように覚えています。

落武者は言葉も無く、ただ黙って妻を抱きしめる事しか出来ませんでした。

真夜中、誰もいない中、母の横で嗚咽を押し殺していた後ろ姿は見ましたが、妻が声を出して泣いたのは、後にも先にもこの時1回だけです。

 

義母は妻を出産後すぐに結核を患い、入退院を繰り返し、療養生活も長かったのです。

妻が母と暮らした時間はあまりに短く、親孝行が出来なかったと今も時々嘆きます。

 

写真は、先日の午後、やって来た芋くんと妻です。

 

愛おしく、そして哀しいね。