おはようございます、落武者です。
昔は当然とされていた作法が、今ではもう誰もやっていないどころか、なんだあれは!と白い目で見られる事ってありますよね。
落武者が一番そう感じるのが、洋食におけるご飯=ライスの食べ方です。
落武者が小学生4年か5年の頃、父親が突然、「今からの人たちは、勉強だけではなく、マナーもしっかりと学ばなければならない時代になるんだ。」と言いはじめたのです(°_°)
落武者と妹は何を言い出すんだとポッカーンですよ。
そしたら、父親が「じゃぁ、お父さんが洋食の食べ方を教えてあげるから、お母さん、皿にご飯を盛って3皿持って来て。」
落武者父は、昭和一桁の弩田舎出身者では珍しく、東京の大学を出ています。
なので、東京なんて見た事も無い落武者たちにとっては、言ってみれば都会人だったのですよ^^;
その都会人がマナーを教えると厳かに宣言したのですから、落武者も妹も真剣にならざるを得ません。
そして、ライスを盛った皿とナイフとフォークが、ちゃぶ台の上に畏れ多くも畏くも並べられたのです。
多分、この時のために、ナイフとフォークを準備していたのでしょうね^^;
だって、それまでの落武者家には、箸と匙(スプーンなんて呼ばなかったw)とイチゴを潰して食べる匙しかなかったのですから。
イチゴ匙はこれね↓
柄が螺旋状の物もあって、妹と取り合いをしていたなぁw
(画像はお借りしました。)
さて、まずはフォークとナイフの持ち方から始まったマナー講座。
だってナイフとフォークなんて持ったことがありませんでしたからね。
都会人(父親ねw)が、ゆっくりとフォークの背にナイフを使ってご飯を乗せて口に運ぶ。
その優雅な振る舞いwww
都会人はそのようにしてご飯を食べるのかと田舎者の兄妹は思いましたよ![]()
なんだかね、自分も都会人になった気持ちになっちゃってさ^^;
でもね、どうしてこんな面倒な食べ方をするのだろうかとの疑問もあったのは確か。
それから月日が流れ、確か落武者が高校生の頃に、ドイツに留学していた地元の音楽家が落武者家にドイツ人の奥さんを連れて酒飲みに来たのですよ(°_°)
昔からの落武者母との知り合いで、驚くことに吉田秀和の書籍にも名前が出てくる音楽家。
その人に、落武者は勇気を絞って聞きました。
「外国では、みんなフォークの背にライスを乗せて食べているのですか?」とね。
そしたら、笑いながら、
音楽家「そんな食べ方している人なんていないよwww」
落武者「じゃぁ、みなさんどうしてご飯を食べているんですか?」
音楽家「そもそもご飯なんて食べないからなぁ、普通はパンを食べるよ。」
落武者「もし、ご飯が出てきたら?」
右手にフォークを持った仕草をしながら、
音楽家「普通にこうして、フォークですくって食べるよ。そんな食べ方は日本人だけさ。」
で、先日サイゼリヤに行った時に、イギリス式マナーに則り食べましたよ。
みんなに落武者のイギリス式マナーを見て欲しかったのですが(おいおいw)、皆さん自分達の会話に忙しくて、優雅な落武者の仕草になんて興味が無さそうでした。(当たり前w)
まぁ、いい。(いいのか!)
今は、フォークの腹に乗せて食べるのが主流のようですね。
でも、腹に乗せるなら背の方が楽だと思うけどなぁ。
こちらも面白い動画です。
パスタを箸で食べる落武者が、マナーを語るのも変な話なのですけどねwww




