彼女とあの人は、開放的になっていた。

お付き合いが公開されたことで、

気が軽くなったのだろう。


私たち夫婦はというと、

毎日どんどん、気が重くなっていった。


彼女が私に話すことは、

あの人との不毛な恋のこと。


あの人が彼に話すことは、

会社内部の言われたくない批判や説教。


結局、不倫は棚上げにされていた。

さすがに私も彼女のことを

一人では抱えられず、彼に話した。


それがまた彼を追い詰めたのだろう。

彼女も

あの人も

私でさえも、悩みの種以外のなんでもない。

弱い彼には耐えられなかった。


めずらしく彼が会社に来たと思ったら、

彼女を呼んだ。


辞めてくれ。

もうこなくていいから。


彼女は絶句していた。


猶予をあげるから、

その間に次の準備をしなさい。


彼女は涙を流し始めた。


もう、遅刻はしません・・・


!!!!!そんなことで辞めさせるわけないでしょー!!!

わかってないの?

わからないふり?


会社でメイクをしないようにします・・・


!?!?本心が読めない・・・。


そういう問題じゃないから。


別れれば、辞めさせないのですか?


まだ、考える余地はあるかもしれない。


この付き合いは会社とは関係ないと思います。


そうは言えない状況だからこうなっている。


さいかのブログ ~私はこうして殺された~-14-6


う~ん、両者譲らず・・・。

緊迫した状況を、そ知らぬふりで

仕事をしながら聞いていた。