タッチしないでね | ゆうま。と卵巣がん

ゆうま。と卵巣がん

2011年秋、まさかの卵巣がん発覚。
その後もW骨折や過換気に見舞われ、なかなか気が休まりません。
しかしやらなくちゃいけない事まだいっぱいある。
だから負けられないです。

昨年受験をしたピンクリボンアドバイザー認定試験初級。
ぶじに合格をしたので、今年は中級を勉強してみました。


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私の試験会場は昨年と同じ渋谷某所。
年に一度ということもあるのでしょうが、受験者の多いこ

札幌・仙台・大宮・津田沼・東京
横浜・名古屋・京都・大阪・神戸
広島・福岡  といった全国の会場には
乳がん経験者の方やそのご家族、または女性医療や業種に携わっている方など、様々な人が集まります。

生涯のうちに乳がんになる女性。
50年前は50人に1人だったのに、なんと今は12人に1人なのだそう。
今後もさらに増えていくと考えられています。

先月行った乳がん検診でも、先生に
『あなたの年齢なら同級生でなった人出てきているんじゃないかな』と。
罹る一番のピークは40代後半なのだそうです。

みんなからそう言う話は聞かないけど・・
( 私もしてないな )



タイトルです。
何年か前、小学校時代の仲良し同級生と飲んだときのこと。
みんないいかんじに出来上がってきて
たぶん誰かがやり始めたんです、胸タッチ。
気持ちが小学校時代に戻っちゃったかな
で、人から人にまわってきて

私たち長い付き合いだし、いろんなこと話せるし、みんないい子だからいいんです。
そのくらい。

でもね

もし実は乳がんの人がいたら、
患側を思いきり触れてしまったら、
お互いどうリアクションしたらいい?

もしも自分だったら、どちらの立場だったとしてもすごく辛いと思う。

触った人が気づかなかったとしても、やっぱりこれはナシかなぁ。

生涯12人に1人ってことは、クラスに1〜2名は乳がんになる可能性があります。

OVCAの私たちは痛みがわかるから、さすがにこんなおふざけに加わることはない。

けれど知らずのうちに、悪気はなくても人を傷つけてしまうことはあるんだなぁと、今回勉強をしながらそのときの事を思い出したのでした。

様々な人がいる社会で生きている以上、やっぱり気づかなければならない事はある。
幾つになったって、分からない人もいるけれどね。

自分がその立場にならないと理解ってなかなか難しい。
そして
それを伝えるのはもっと難しい。
大事な人にほど。




お別れの日は行けなくてごめんなさい
貴女と沢山の仲間と一緒の時を過ごせたことは
私には感謝しかありません

私は前を向いていま歩いています
命と、生きている時間を大切にします

絶対に忘れません

どうか安らかに
心よりご冥福をお祈りします

ありがとうございました


大好きなゆみさんへ

ゆうま より