徳島に着くと、お墓に行く途中にあるローソンに寄った。

 水を買うためだ。

 2リットルの水を3本購入。

 お墓の裏手のお寺さんで、水を組めるのだが、足場が悪かった。

 子供の頃は、車を止めれる所に、用水路があり、その水を使っていたが、誰も手入れをしないので、枯渇していた。

 お墓参りセットは、以前買って車に積んである。

 線香、ろうそく、スポンジ、鎌、軍手、家から組んできた水、お米。
 みんなで分担して、お墓の掃除。
 しきびが、近くに生えているので助かる。
 交代でお参りをして、おじさんちに向かった。
 お仏壇に手を合わせ、ボクと妻は徳島駅近くのホテルで宿泊。

 駅からは近いのだが、駐車場が少し離れていた。
 まだ時間が早いので、妻とのんびりとブラブラ。
 阿波踊り期間中とは違い、普段の徳島の夜を始めて歩いた。


 それでも、来月に向けて、あちこちで練習をしていた。
 羨ましいなと思いながら、しばらく踊りを見ていた。
 お腹が空いてきたので、駅ビルの地下に行くことにした。
 ハズレが少ないからだ。
 洋風酒場のようなところで、食事をしたが、最近、記憶にある店の名前で調べたが、今はもう無いようだった。
 いきなりステーキも、いきなり潰れていて、やっぱりその後には、同業のやっぱりステーキが入ったみたいだ。
 あまり賑やかでやかましいところの苦手なボクにとっては、地方都市の駅ビルが性にあっている。
 馴染みのある京都駅や博多駅や熊本駅も、昔は正しい国鉄の駅ビルだった。
 ボクの地元の駅ビルも、昔は2階建てで、夏には屋上ビアガーデンが開催されていた。
 今は面影もなく、2フロアは市の図書館が入り、見た目だけの心も風情もない駅ビルに、成り下がってしまっていた。