ホテルに入る前に、以前も2人で行った、「オデオン座」に寄る。
愛媛の「内子座」、香川の「金丸座」と四国には3つある芝居小屋の一つ。
山田洋次監督、西田敏行主演、「虹をつかむ男」の舞台になり、取り壊しを免れた。
脇町のうだつの町をぶらり。
前回、来たときよりも、観光地らしくなり、小綺麗な感じがする。
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駐車場も整備され、小さなお店も増えていた。
ホテルに荷物を置くと、晩ごはんを食べに出かけた。
食べるところは、そうないだろうと思い、始めに目に入った焼肉屋で済ませた。
肉の苦手な妻はいつも、ミノに、ビビンパに、冷麺だった。
すっかり日もくれ、ホテルに戻ると、窓から阿波おどりの鐘や笛や太鼓の音が聞こえてきた。
2人連れ添って、音のする、うだつの町の方に歩いていった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240429/19/6zyoumanopianoman/d5/cb/j/o1007076715432135982.jpg?caw=800)
普段見る、阿波踊りと違い、ゆったり、しんみりとしていた。
ボクはこれだけで、今回の旅に出た、価値があった。
富山のおわら風の盆と、曲調などは違うのだが、夏の夜の少しの灯りの下で見る盆踊りは、幻想的であった。
やっぱりボクは、「見る阿呆」だった。