今までずっと書き留めておきたいと思っていた。
忘れないように。
もし、不快な思いをさせるようなことがありましたらすみません。


◎時は2020年7月_カルフォルニア
 

流行りウイルスの影響で自粛を余儀なくされていた。
私は🍏のオタクだった。
しかしこの時期🍏は活動を休止し、写真を送ってくるだけになったファンクラブを退会した。
退屈な日々を過ごしていた。

友達のNちゃんから電話があった。
Nちゃんはカリフォルニアに引っ越して来て10か月ほどの女の子だった。

感染防止の為直接人と繋がれない時世な事もあり

私も繋がりを求めて積極的に電話をしようとしていた時期だった。
 

彼女はこう言った。

「🦓って言う人がかっこいいんです。見てください!」

私も最低限の知識として💎というグループを知っていた。
「俳優の息子がいるグループでしょ?見ないよーー。」

「どうしてですか?凄くかっこいいんですよ。見てください。」

私は困ってしまった。

彼女の気分を損ねないように断るにはどうすればいいか。

 

 

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◎時は2020年1月_東京

日本に一時帰国していた私は
新宿駅に大きく貼り出された⛇💎のデビューポスターを見ていた。

顔が大きく拡大されたそのポスター。

もともとアンチJだった私は穿った目でそれらを眺めていた。

(え?これが?本当に売れるの?Jはこんなビジュアルの人達しか居ないの?)

そう思っていた。

今ではみんなかわいい。

 

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しかたない。もう正直に話そう。

Nちゃんにこう言った

「私、実はJが苦手でね、裸同然の格好で躍らせたり、

音楽業界のパワーバランスを崩していたり、子供に仕事させたりするのも良く思ってないんだよね。」
今思うとファンの人にこんな事言うのは超絶失礼な事だ。
しかしNちゃんはそんな事ではへこたれない凄い人だった。
「じゃあわかりました。“Mr.ズドン”だけでも聞いてください!」

え?“Mr.ズドン”?

 

それは?…曲?
曲という事は3分位あるんだよな?
ズドンさんという人のことを3分間歌うの?
どんな歌詞になると3分間ズドンさんを歌えるの?
そもそもズドンさんって何する人なの?

と謎が一気に押し寄せた。
 

「わかった。Mr.ズドンは絶対に聞くよ。」
そういって電話を切った。

 

 

YOUTUBEを検索してみてもMr.ズドンは短い切り抜きの様な物が多く

ミュージックビデオはなかなか探せなかった。
「【Mr.ズドンがやって来た】みんなで一緒に楽しもう!!
という動画を見つけた。
これなのか?

 

なかなか曲は始まらない。
曲やるのか?この動画?

ずーっとワチャワチャしてる。

おもしろいな、これ。

おもしろい!

曲凄い。
🦓すごい。

みんなすごい。

 

結局曲が始まるまでの5分間も含めズドン動画を飛ばすことなく全部見てしまった。
🦓は大きい場所で何万人の人を動かせる力がある人だという事が見えてしまった。

そして、🦓の隣でピョンピョンしてる白い可愛い生き物は何だ!
もうこれ好きーーーーっ!

しかしこの気持ちは受け入れることは出来ない。
嫌だ。わたしはアンチJなのだ。
嫌だ…
でももう白い生き物が見たくて、抗えなかった。

そうだ、私が一番嫌いな裸を見せつけてくる様なヤツを見よう。
それで絶対に嫌になるはずなのだ。

ズドンのMVを探している途中で露天風呂のサムネが見えていた。
私はそのサムネにも嫌悪感を抱いていた。
見るべきはこれだ!

 

「アイライナーだけは誰も持って無かった…情報としては……北斗しか持って無いの」

「いよいよ困って俺にすら借りに来たよ」

「直接言うのムズかったから…鏡越しに見ながらアイライナー貸してって」
「あぁ、もちろんだよ…」
「」


え?
直接言うのムズかった?
この二人、話してるのに絶対目が合わない。

何かのフラグが立ってる?
しかもメンバー公認じゃん。
ど、どういう?

知りたい。

ヤバくない?これ。

 

もう駄目だ。私は駄目だ。

もともと腐女子気味でもある私は
ここからは駄目になってしまった。
この二人の謎を紐解きたくて仕方がない。

この謎はすぐ解ける。
YOUTUBEの動画を古い順に見ていくと

すぐに「不仲!」という動画が見つかった。

こんなイジリってある??

それだけではない。
ちょっと調べれば2012年くらいから大量に伏線が張られており

「複雑な別れ方したカップル」という妄想を掻き立ててくる。
計算してやっているのか、本気なのかわからんが
 

よくも!やってくれたなっ!!


ジュニアチャンネルもSixTONESチャンネルも全部見た。
1日中見ていたので何日かで全て見終わった。
私は勇んでNちゃんに電話した。

 

私「Nちゃん!私ストのファンになったよ!Nちゃんは6人の中で誰が好き?」
N「へー。ストーンズって6人なんですねー」
私「えっ…?」

N「……えっ?」

Nちゃんと共に楽しいオタク生活が出来ると夢見ていた私。
Nちゃんは別にオタクではなかったのです。

アメリカでは日本のテレビ番組を普通に見ることは出来ません。

日本の番組だけを一日中流す有料TVチャンネルがあって、
そのラインナップにたまたま少クラがあって、

そしてNちゃんはそれをたまたま見ただけ。
特にその回は「Mr.ズドン」だけではなく

🦓が「If We Hold On Together」も歌った🦓祭りの回だった。
そりゃぁ〜かっこいいよ~~。

 

そんな訳で、ここからはアメリカで一人のオタク生活が始まる。
日課の白い可愛い生き物を見ていたらふと思い出す映像があった。

(涙を溜めた悲しい笑顔で振り返り、静かに森の中に消えてゆくシルクハットの男)

その映像が何の作品で彼が誰なのか忘れてしまいわからない。

しかし、気のせいか…
 

私はここで初めてWikiを調べた。
 

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◎時は2015年1月_東京

私は「世にも奇妙な物語」が好き。
清水玲子さんの美しいSFが好き。

何だかそんな風味を感じるドラマが始まる。

「お兄ちゃん、ガチャ」

脚本は野島伸司。Jのドラマだとは全く気付いていなかった。

映像はきれい。
しかし何話か見たのち、見続けるのはやめようかと思い始めていた。
そんな時ジェントルというお兄ちゃんが登場。

このジェントルは私のツボだった。

色が白くて陰キャな執事風。前世ではイグアナを飼っていた危険な男。
私はジェントルを見るためにこのドラマを見ていた。

 

(あと5キロ太ってくれると尚よい)

そう思っていた。

ジェントルがいなくなったので最終話は見ていない。

つまりジェシーは見れていない。


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Wikiのドラマ出演欄に「お兄ちゃん、ガチャ」を見つけた。

これだ!

記憶の底に眠っていた悲しげな男ジェントルを思い出すことができた。
しかも今はそこから5キロくらいは太ってくれてるんじゃないか、これ?
最高なんじゃないか?

 

 

別件だが

デビューポスターを見た時の帰国中に私はどこかで「RAM-PAM-PAM」を聞いていた。
私はこの曲を衝撃を持って聞いたので強く覚えている。
(あー、良い曲だし良い歌だ。強い。
英語の発音も良いからたぶんKPOPなんだろう。Jはもう勝てないかもな。)
失礼な話だがそんな事を思った。


自軍の曲なのか!?と知った時の!!
衝撃たるやっ!!!

 



◎時は2026年4月30日

つまり、私はこの白い生き物のおかたがもう潜在的に好き。

どうやってどこに現れても多分好きなんだろう。
ダサい服装でも、パンツの匂いや湿り気を確認しても

そこが良いと全肯定してしまうダメオタクだ。

という訳でその後も順調に
ここまで歴史を見続けさせてもらっている。
今では6人全員を偉大な武将と捉えて、その歴史や戦いぶりをエモがっている。
「アイドルって何だろう?」とハマって行く自分に苦しんだりもしたけど
今はもう楽しいばっかり。

いつか覚書をしておきたい思っていた。
デビュー6年目の結成日
感謝と共に。

 

ストちゃんたち〜〜ありがと~~