(オトキチさんでの一枚)
おはようございます。
重要であり緊急なことや
重要ではないけど急ぎの事や
自分の大切な時間を維持する為になかなかキーボードに向かえない日々が続いております。
それこそ、私自身のスケジュール管理よりも、新たな習慣を作る為の思考錯誤中です。
不思議な事なのかどうか。私自身は活字中毒であると自覚しています。そして、渇望して読みたくなる文章があります。
このブログでも書いた事があると思いますが、吉田修一さんの文章がそれで、あの文章が好きなのです。
全日空ANAの機内誌「翼の王国」に彼の文章が掲載されなくなり早一年以上。
以前は毎回、座席に座ると「翼の王国」を手に取り彼の文章を探し、既に読んだ記事であっても再び読み進めました。
ゆるいような、でも繊細で、機微に優れた文章だと毎回思ったものです。飛行機の中という落ち着かない場所でも心を沈めさせてくれるものだったのです。
機内誌であるがゆえに、どれも旅情をそそるもので、どこか懐かしい思い出に浸れる。
イメージさせられ、彼の文章を読んでいるはずなのに、自分の人生を振り返ってもいる。
そんな感覚にさせられるのです。
このブログの更新がおざなりになり始めてから、そのせいもあってか、私の相談会に会いに来てくれる一般の方が出てきました。その人の口からの話です。
「記事が読めなくなったので、会いに来てしまいました」
その言葉に無情の喜びを感じ、本当に有難いと思いました。
私自身、吉田修一さんの文書を手軽に読めなくなってから本屋で彼の本を買いましたし、これまでさほどチェックしていなかった彼のツイッターを見るようになりました。ああ、そういえば吉田修一さん似の方に目が行ってしまうのはこの為だったかもしれません(笑
恋。とは違います。恋愛感情とも違う。心の拠り所というか、彼の描いた絵に心が魅入られ、その人の作品を見たい。戻りたい。帰りたい、という感覚かもしれません。
相談会、わざわざ私に会いに来てくれるんだ。私の書いている文章もまんざらではないのかもしれない。
そう思えました。
おそらくイメージが違う、ギャップがあるのでしょうか。
「あのブログを書いていらっしゃる方ですよね?」
そう質問され始めたのも、このブログの更新を頻繁にしなくなってからでしょうか。
良くも悪くも、このブログを書き続けたいと思います。
更新していきたいと思います。その為の時間を作りたいと思います。
そういえば、先日、江戸川区平井で2回目の座談会を開催しました。
セミナーやワークショップとも違う。一方的にお話をするでもなく、何か良くなる為のヒントを一生懸命に私から話をする為でもなく。見えない世界の素朴な疑問や、参加者の方の悩みに対してお答えしていく。グループセッションのようなものになっていくのでしょうか。
音楽スタジオである為に、おしゃれな音楽と雰囲気に囲まれた空間の中で、老若男女関係なく集まって頂いています。お陰様で第二回も10名上の方にお集まり頂きました。(定員はおそらく15名ほどです。コロナ禍でなければもっと入る箱の大きさです。)
馴染みの店で食べる食事のような。
ああ、帰ってきた・・・そんな感情になれる座談会が定着していけばと思っております。
今日も本当に暑いですね。皆様、熱中症にお気をつけください。
シックスセンス管理人