人との関わりを阻害・破壊するもの | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

ふと頭をよぎる言葉、考え、感情。
自分の意思とは別に、それは突然頭をもたげる。


不審感を煽る疑問の声
あるいは、相手の心の中を邪推する実況中継。
あるいは、相手の態度の意味付け。悪意のある解釈。


人によっては、何をするにも否定する考えや下卑た考えや下品な言葉。愚痴や不平を言いまくる声だったり、ダメ出しをし続ける声、自己嫌悪の苦しい思いなのかもしれない。

それとも極端に他人を見下した思いや自分を卑下するような声かもしれない。


心がそれらを

「そうか!そうだな…」

と一瞬でも受け入れてしまえば、
猛烈な怒りがわき起こったり、心がポッキリと折れたり、やる気が打ち砕かれたり、心が荒んで行ったり…いずれにせよ、堕とされていく。



私達が「魔の囁き」と呼んでいるものです。


それは、因縁となっている霊体や怨霊(念)や魔物などが囁くもの。人の気持ちを委縮させたり、人の思考をマイナスに持っていかせ、選択や行動をあやまらせ、悪い方向付けをして来ます。



私は、5年ほど前まで鬱で引きこもりの主婦でした。
上に記したような「囁き」が常にあり、それもひとつや二つではなく、本当にうるさかった。


耳をふさぎ、時には声をあげてかき消そうとした程です。
中でも囁きが酷くなるのは、人と関わりを持つ時でした。


例えば、誰かと目が合えばこんな風です。


「あ、今私の事を『コイツ変…』って思った!」
「この人、私の事を見下した!」
「ダサい、ブス、うざい、死ね!って心の声が聞こえた!」


このような症状の精神の病がありますね。

全てとは言いませんが、このような状態が見えない存在によって引き起こされる場合もあるのです。


私は人と接する事が恐怖以外の何物でもありませんでした。
お店のカウンターで注文を伝える事も、お釣りを受け取ることすら激しく苦痛でした。
このようなことが原因で人との関わりを極力避けるようになっていった為に、もともと苦手だったコミュニケーション力も退化する一方。
寂しい。人と関わりたい。でも、できない。怖い。
自分の異常に気づかれたくない。嫌われたくない。どうしたら良いのかわからない…という状態でした。



人が感じる幸せの多くは人との関わりの中で生まれ、不幸も人との関わりの中から生まれます。


因縁やカルマと呼ばれる者達は恨みつらみの存在です。仇の相手(子孫)が幸せに生きる事を許せません。当然「人との関わり」をも狙って来るでしょう。


因縁やカルマは、人との関わりを阻害・破壊します。

マイナスへ誘う囁きや方向付けは、自信を奪い、不安と恐怖で心を委縮させ、挙動不審にさせ、行動範囲や交友関係も狭くさせます。人間不信にすれば、人に対して閉鎖的、攻撃的にもなるでしょう。周囲から浮いた行動を取ってしまうこともあるかもしれません。


奴らはいじめや孤立、人間関係・家族関係の悪化を誘い、恨みの相手が自ら堕ちて行く様を、喜び楽しむのです。


人は、自分の「思い」を現実にし、「思い」の通りに生きるもの。
その「思い」に影響を与えるのが、見えない存在であります。




私の心をマイナスを方向付ける「囁き」は、因縁とカルマを解消したその瞬間からほとんど聞こえなくなりました。
自分以外の声を聞き始めたのは物心ついたころですので、かれこれ30年以上。癖づけされてきたマイナス思考を修正するにも時間が必要でした。


時々思います。
小さな頃の希望にあふれた心のままのびのびと成長していたなら、どんな自分になっていたのだろう…と。


見えない世界の影響など、無い方が良い事は明白です。

しかしこの世界は、肉体と霊体を持つ人間は、必ず因縁とカルマを背負っていかなくてはならないように出来ています。

人間が栄えれば栄えるほど、未来の子ども達の背負う代償は重くなって行く。その重さは人々の人間的成長を阻害させる程かもしれません。


やはり、多くの方に見えない世界の真実を知っていただきたい。
過去の代償に未来を奪われている方に本来の人生を取り戻していただきたいと思います。


そして子ども達には、前向きな気持ちを見えないものに奪われない環境で、未来に立ち向かう事のできる強い心を育くんで欲しいと…心から願ってやまないのです。


界見


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