●明治維新とは結局、本質は南朝革命だったんですね。
それまでの北朝の天皇とその息子を秘密裏に殺害し、
自分たち長州に連綿と温存しきた南朝の子孫を
新天皇としてすり替え、権力を復活させる。
南朝革命、その思想的先導者は吉田松陰。
全く知られていませんが当然のこと。
現国家体制のもとでは極秘です。
この文脈で読み解いていくと、
江藤新平や西郷隆盛がなぜ死んだのか
佐賀戦争や西南戦争の本当の意味がわかる。
つまりそれは南朝革命の秘密を守るための戦争だった。
●南朝革命により、天皇は冴えない3万石の公家から、
一足飛びに大地主、超大富豪に変身していきました。
日本銀行を始め名だたる大企業の大株主は天皇です。
●南朝革命、シナリオは岩倉具視と大久保利通。
メモリアルとして、皇居の楠木正成像(南朝の象徴)
プロデューサーはなんと倒幕を支援した英米海外勢。
武器商人トーマス・グラバー
英国大使通訳のアーネスト・サトー
宣教師のフルベッキ、
この外人トリオが絶妙のネットワークで
維新の志士を全方位くまなく支援していました。
それは金銭のみならず語学、西欧の新知識などまで。
その証拠写真がこのフルベッキ写真といわれるものです。
明治天皇としてすり替わる長州の大室寅之祐が写真中央に。
敵味方関係なく維新の志士が一堂に会した信じがたい写真です。
慶応元年頃撮影のこの写真も現体制では偽物とされているようです。
(加地将一「幕末、維新の暗号」から)