マジカル・デビル・トライアル(東狼研究所・部屋型) | 放浪カモメはどこまでも

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名古屋の謎解きフェス

「桜降る世に謎解きを」にて

行われた東狼研究所さんの公演

「マジカル・デビル・トライアル」

に参加したのでその感想をー。

 

内容をHPより持ってきてと...

 

今日は魔法学校での初授業!
でも教授が魔法を実演すると──
失敗して、出たのは悪魔!?

滅ぶことになった世界。
悪魔に持ち掛けられた30分の「遊び」。
この世界、どーなっちゃうの!?

 

そんな感じの内容です。

 

本公演は12人1チームで行われる

SCRAPでいうアジト型の形式で

制限時間は30分の公演でした。

 

演者の人数、アイテムの数も多く、

最初にアレを渡されたときに、

凄く作りこんでるなぁ、と楽しみに

公演が始まるのを待ってました。

 

そしていよいよ公演がスタートです。

 

複数の演者が物語を進め、

演技もあまりなれていない感じが

初々しくも微笑ましく進めていきますが、

登場人物の1人がマスクして咳き込んで

だいぶしんどそうです。

 

演出かと思いきや、

普通に風邪をこじらせてて、

代役立てたれよと、内心思います。

 

何か少し不安の影が心の奥に

薄らと落ちてきたくらいでゲーム開始。。

 

んんんんんんんんん。

 

最初の5分は楽しめました。。

あとは大分しんどかったですあせる

 

なんか、物量やステージの数というより

とにかく作業量の方が多くて、

情報共有もやりづらくて、

よくわからんまま終わりました。

 

12人の手を余らせないような

公演構成にしようとした感じが

伝わっては来るのですが、

その為の工夫が少し雑の様に思えました。

 

人によっては、謎解かしときゃいい

作業やらしときゃいい、

わちゃわちゃさせとけばいい

と感じる人もいると思います。

 

同じコンセプトの物量、作業量多めで

わちゃわちゃを楽しむテクノナーゾさんの

ビギナーゾ公演とかは全員が

情報共有できるように上手いこと構成が

考えられていて、それと比べると、

粗さが目立ってしまうと思います。

 

だから、現時点では、

どれだけ物量と作業をこなす

スピード感を楽しむ公演なんかなぁ。

 

私はなんかハムスターの様に

回し車の中をグルグルと

走らされてる気がしてしまい

ちょっと合わない公演だと思いました

 

物語の情報共有をしっかりして、

わちゃわちゃを楽しむ為に、

全体的な作業量の4割をカットして

8人で回すような公演だと、

だいぶ印象も変わってくると思います。

 

折角の茶番の楽しい部分も

作業に追われる状態だとストレスに

感じてしまうだろうしね。

 

ほんとバランスって大事やと思う。

 

各々のアイテムや衣装の作り込みが

かなり良かった分、もったいないなー

と思ってしまう公演でした。

 

ただ、少し手直しを加えると

私好みのとても面白く楽しい公演に

なりそうだったので、次の公演に

期待したいなーと思いました。

 

そんな感じで

 

謎と作業の波にのまれ

 

脱出、、

 

失敗、、、

 

個人的満足度は、普通です。

 

① オリジナル性     ★★★★☆

② バランス        ★☆☆☆☆

③ 進行          ★★☆☆☆

④ 大謎          ★★★☆☆

⑤ 質の良いアイテム    ★★★★☆

 

かなり厳しいことを好き勝手書かせて

いただきましたが、

それだけ勿体無いと思うほど

作り込みが凄い公演でした。

 

興味のある方は是非ご参加をー。

 

この公演の個人的イメージソング

世界の終わり/死の魔法