古書店まんせい堂奇譚(タカラッシュ・周遊型) | 放浪カモメはどこまでも

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暇人の暇人による暇人のための暇ブログ!!

 

タカラッシュさんによる

マーチエキュート神田万世橋を

中心とした周遊謎

「古書店まんせい堂奇譚」について

書いていきます。

 

内容を公式よりぽちぽちと・・・・

 

古書店まんせい堂。

それは、文学好きの者たちの間で

噂が囁かれている、

不可思議な古書店の名前です。

mAAch ecute神田万世橋に

まれに現れるというそこは、

日本のあらゆる文学作品が集う

夢のようね場所だと言われています。

偶然まんせい堂を訪れたあなたは、

4編の小説と不可思議な謎を

店主から手渡されました。

それは大正時代、

万世橋駅で開かれていた

文学サロン「十日会」に伝わる秘密。

芥川龍之介たちが参加していた

「十日会」のメンバーだけが読むことが

出来たとといわれる幻の小説の

在りかを示すものでした。

今、小説たちと謎を携えて、

あなたの物語がはじまります。


小説と謎を読み解いて。

あなたは ”幻の小説” を

手に入れることが出来るでしょうか?
 

そんな感じの内容になります。

 

古書店が多いことで有名な町である

神田にて小説をテーマにした

なんとも風情のある謎解きです。

 

これはもうこの設定の時点で

勝ち確定のような気が・・・・

 

もう、絶対面白いやん、

ええやん、素敵やん、感動するやん。

 

と時々私の中に現れる紳助にいやんが

今回も親指をにゅっと付きだしました。

 

 

そんな感じで凄く楽しみにしては

いるのですが、

その日の私のスケジュールは

 

9時東京駅着

   ↓

10時~11時半

アジト浅草 追跡者X

   ↓

13時半~15時

アジト東新宿 マミー

   ↓

16時~19時

吉祥寺 恐謎

 

という、あっちゃこっちゃ

動き回るスケジュールでした。

 

はっきり言って、

この周遊を入れ込む隙が見当たらない。

 

でも、でもでも、でもでもだ。。

 

行きたいんだよ!

 

面白そうやし!!!

 

たとえ、見た感じ不可能な問題でも

それを閃きで可能に変換するのが

ナゾトキストというやつでしょう。

 

そんなわけで私が立て直した

スケジュール。。

 

9時東京駅着

   ↓

10時~11時半

アジト浅草 追跡者X

   ↓

12時~12時半

神田 まんせい堂

   ↓

13時半~15時

アジト東新宿 マミー

   ↓

16時~19時

吉祥寺 恐謎

   ↓

20時~

神田 まんせい堂

 

∩(´∀`)∩デキター

 

ワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ

 

 

・・・・・・・あれ?

 

生物として必要な食事は何処???

 

閃きでなく体力で不可能を

可能に無理矢理するという、

もはや悪乗りの領域である。

 

でもしょうがない。

行きたいねん、解きたいねん。。

 

そんな無茶苦茶なスケジュールに

怯むことなく、とりあえず12時くらいから

謎解きスタートです。

 

迷うことなく、周遊施設の

マーチエキュート神田万世橋に

着きましたが、

なんだか風情があって良いですね

 

どこかからのイメージ↓

 

 

本当はゆっくりまったりと謎を

解きたいのだが時間が無いという現実。

 

キットを購入して、とりあえず

進めるところまで進めてから

東新宿へ向かうことにしよう。

 

そう思い、キットを1000円払い

受け取りました。

 

第一印象は、なんか重い。。。

 

謎が重いかはまだわかりませんが、

とりあえず物理的に重い。

 

どういうことだと思いながら

キットを開けてみる。

 

 

真顔 真顔 真顔 ・・・・ ニヤニヤ

 

謎を解くことなくニヤニヤしながら

東新宿に向かいましたとさ。

 

キットのクオリティーの高さと

実際に小説が出てきたので

これはわくわくが止まりませんわ。

 

公式にも小説を読むと書いてたから

ちょっとは読むんだろうなーと

思ってましたが、

これは・・・まぁまぁありますね。

 

移動時間を利用して読書開始。

 

しっかり物語になっていて

文章としても普通に面白い。

 

小説は読むことができたものの

施設情報が無いと出来ないので

ひとまず寝かせることに。

 

そして、7時間後に神田に戻る。

 

情報整理は十分やっているので

そこからは一気に解いていきました。

 

合計4つの小説を読むことになるのですが

どれも面白かったです。

 

そしてその小説が謎解きに絡んできた時、

ああこの過酷なスケジュールにぶち込んで

良かったなぁと思いました。

 

もうね、キットの作りが素晴らしい。

 

質、物量、難易度、これほんとに1000円?

 

旧万世橋があった1912年の物価と

間違えているんじゃないでしょうか。

 

今は2018年ですよ、タカラッシュさん。

 

制限時間は夜の9時までだったので

ある程度飛ばしてやりましたが、

それでも十二分に堪能できる謎解きでした。

 

もちろん最後の謎も大変良かった。

小説好きの私の好みな展開でした。

 

このキットはずっと残しておきたくなるね。

 

かなり急ぎで飛ばして2時間掛からない

くらいでクリアーしましたが、

それでも十分物語を楽しめました。

 

そんな感じで

 

短い時間の中でも

 

十分楽しんで、

 

脱出、、

 

成功!!

 

満足度はかなり満足。

 

① オリジナル性     ★★★★☆

② バランス        ★★★★☆

③ 進行          ★★★☆☆

④ 大謎          ★★★★★

⑤ 圧倒的コスパ     ★★★★★

 

謎好きにはもちろん、謎を解いたことない

小説好きな人にもやって欲しい

公演だと思いました。

 

この公演の個人的イメージソング

はっぴいえんど/風をあつめて