新年が明けまして１０日が経ちましたが
なんだか、かなりの謎密度な日々を
過ごさせていただいてます。
まだ、感想を書きたい公演が３つくらい
あるんだけれども、このタイミングで
書かなければグダるし、忘れるから
ぽちぽち書いていこうかと。
前回に３つの感想を書きましたが
ネタバレ解禁前の感想だったり
まだ解ききってない謎もあったり、
それから解いた謎もあったりと、
色々状況が変化したため書きまっせ。
① よだかのレコード
～よだかの機密文書を手に入れろ～
こちらよりDL出来ます。
http://www.yodaka.info/ny2018/nazo/nazo.pdf
クロスワードと思いきや、
意外にひと捻りある謎でした。
謎解きを結構している人にとって比較的
解きやすい問題だったと思います。
機密文書を手に入れて、その文章での
PRが主な目的っぽいので、
難易度は余り求めないでおこう。
② 新春狐謎
この謎について書く前にひとつ。
去年の１２月の中旬くらいに
SCRAPの加藤さんから
あるツイートがつぶやかれました。
今年は新春100万謎無理だ！！！
東京ミステリーサーカスに
今年だけは集中させてください！
ごめん！
そんなツイート。
私はこのツイートを見て、結構ショックを
受けたことを覚えています。
時間のある三が日に、
馬鹿みたいに頭と時間と体力を使って
超難しい謎を解くのが楽しみだったので。
でもね、ここ日本にはもっと熱い
謎好きが沢山いたみたいです。
SCRAPが謎を出さないならば、
私たちがかわりに出そう。
そんな感じの気概をもって、（推測ですがー）
団体そして個人が難しくクオリティの
高い謎を短期間の間に作ったみたいです。
零狐さんもそのうちのひとつ。
http://zerokitsunehal.org/newyear2018/
多少、知識に頼らなければならない謎でしたが
終盤の閃いて作業して閃いて作業しての
大変な謎解きは１００万謎のトラウマを
引き起こした人もいるんじゃないでしょうか。
デザインも過去の１００万謎の様な
感じだったので、結構ﾃﾝｼｮﾝ上がりました。
③ あけおめクイズ2018
ラインを使った謎解きみたいなので
パソコンじゃ出来ないみたいっすね。
https://note.mu/acerolap/n/n992b34937904
こちらの方も、SCRAPの100万謎が無いから
じゃあ、自分で作ろうということで作成した謎。
この製作者の謎は始めてしましたが、
物量は少ないながら、最終難易度は高く
綺麗にまとめられていて凄く良かったです。
次回もこのクオリティの謎が来たら
ファンになりそうだ。
特に告知も無かったので、じわじわ
謎好きの間で広がっている感じかな。
そんでここから紹介する２つは
解説が公開されているものになります。
だから内容に踏み込んでの感想なので
まだやっていない人は見ないで欲しいな。
④ 新春謎～２０１７年からの脱出～
こちらも100万謎が無いということから
作られたLINEを用いた謎。
https://line.me/R/ti/p/%40ugk1604f
特に主団体も無く、謎解きが趣味という
共通点だけで沢山の人が集って生まれた、
ええやん素敵やん、て言いたくなる謎解き。
しかも１０日ちょっとの短期間て。。
もちろん内容も素晴らしい。
謎自体も一つ一つの質は高いけど
プロットが通常のライン謎を超えていて
やっていてほんと楽しかったです。
具体的に言ってしまえば、
実際にあるブログから情報を集めるのと
それを基にグーグルマップ等を用いて
暗号を解読していくところです。
普通のライン謎や持ち帰り謎って
スクリーン上で映画を見るような
第三者視点で謎解きは進んでいくと
私は感じているんです。
でも、実際の脱出ゲームって自らが
登場人物の１人となって主観的視点で
物語を進めていきますよね。。
そこが公演とWEB謎の違いかなー
なんて思っとるわけです。
でも、今回の新春謎は
スクリーンの外で見るのでなく
中に入って、まるで主役の様な気分で
物語に没入することが出来ました。
LINEというアプリの中だけでなく、
普段使っているネット上のツールを
使うことによって、自分自身が物語に
入り込んで、とてもワクワクする。
この感覚は、ゲームブックの
「片思いからの脱出」のラストとか
「パズルの中のSOS」の第二部とかで
感じたのに似ているな。
今後、こういう風な手法を用いたものが
作られるかもしれませんね。
だから今回の企画はLINEを用いた
謎解き問題を一段底上げ
したんじゃないかなーと。
あとは謎だけでなく、色んなキーワードに
ネタを仕込んでいたりと、
およそ１０日ちょっとの短期間で
作られたとは思えない、
とても良いLINE謎でした、
⑤ 三が日に公開できたらいいな謎
とりあえず頑張ってやりましょう。
https://3ganichinazo.wixsite.com/nazo
大変だけれども、バカ野郎！と言いながら
やりましょう。
https://3ganichinazo.wixsite.com/nazo
数字と文字と矢印にうなされながら
やりましょう。
https://3ganichinazo.wixsite.com/nazo
解答は公開されているけど、
その解答だけみても、たぶんね
（（あー、やってんなーー））くらいしか
感じないと思うんですね。
実際に悩んで苦しんで解いて
最終回答を導いた時に
この謎の凄さと恐ろしさがわかります。
特筆するところは、
問題２番と４番が本当に凄い。
最初の段階で解くのが
めちゃくちゃ手間の掛かる問題を
その後何回も複雑に使うって、
同じヒト目ヒト科ヒト属としてありなの。
４番はどこを起点に作り始めたら
こんなことが出来るのか。
２番はどれくらい時間を掛けて
盤面を整え、デバッグを行ったのか。
そして、これを作ったのが中学生１人。
意味がわからないです。理解できん。
まぁ、粗を探そうと思えば、
Aのカレンダーの読ませ方であったり
問３の当て字であったりと、
解く側の好意的解釈に頼るところとか
あると思うのですが、
そんな小さな気掛かりを吹き飛ばす
圧巻の大謎があります。
これはね、100万謎とかパズバコ1～3を
やってきた人に是非やって欲しい。
かなり難しいが達成感はもの凄いから。
そんな感じで年明けから結構な謎を
解かせていただきました。
どれもこれも面白かったです。
来年も期待してしまうなー。
まだ挑戦出来る謎もありますので
気になった方はやってみてください。