時代は僕を救いやしない
この体で悲しみを代謝する。
「LOVE」より
私の好きなアルバム100枚のうちの1つ
FoZZtoneの「INNER KINGDOM」
についてのひとりごと。
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アルバム名 「INNER KINGDOM」
発売時期 2012年7月
収録曲 (赤色が特に好きな曲)
Disc physical「Beautiful gene」
(Disc-1)
1.LOVE
2.FIND OUT
3.TOUGH!!!
4.Beautiful gene
5.Fish,Chips,Cigarettes
6.Club Rubber Soul
7.half myself
8.GENERATeR
9.waterline
10.MOTHER ROCK
Disc mental「Pageant:Keller Water」
(Disc-2)
第一部
一幕. prologue
ニ幕. Discommunication Breakdown
三幕. Keller Water
第二部
一幕. Crocodile bird reaction
二幕. -Planaria fever-
三幕. El Condor Pasa
四幕. your song for new morning
第三部
第四部
一幕. african diabolo
二幕. Africa
三幕. epilogue
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とても素晴らしいロックをしているバンド
FoZZtoneの4thフルアルバム。
現在、バンドとしての活動休止中で
メンバーがそれぞれ頑張ってますが、
また再結成して欲しいなぁ。
FoZZtoneは録音録画してアップロードOKな
ツアーをやったり、それを素材に曲のPVの
コンテストを行ったり、
12曲の中から好きな10曲を選ばせ
オリジナルのアルバムを作らせるような、
めちゃくちゃ面白いバンドなんです。
詳しいこと知りたければ、
ブログテーマのFoZZtone欄を
クリックしていただければ嬉しいです。
話を戻して「INNER KINGDOM」について。
まずアルバム構成がエグいです。
2枚組フルアルバムで
Disk1とDisk2にそれぞれ名前が付いてて、
Disc physical「Beautiful gene」
Disc mental「Pageant:Keller Water」
とそんな感じのかなり濃そうな内容。
肉体と精神というそれぞれのテーマに
分かれていて、特に2枚目のmentalは
かなりぶっ飛んでいます。
1曲が10分以上で次々に曲の構成が
変わるプログレッシブロックというやつ。
カントリー、ケルト、更にアフリカ音楽。
次々と変わる形態に心が動かされます。
ちなみに第三幕は4秒の無音トラックです。
その後の完全盤ライブにて
第三幕
一幕. 21st Century Schizoid Man
二幕. professional car
が発表されます。
この第三幕を聴いて、確信が持てたけど、
このアルバムで伝えたいことは輪廻転生。
生と死は巡り回るもの。
それは循環する水のように。
その経過において起こる生命の共存。
常時前進し続ける細胞達。
そういうことを曲を通じて伝えてるかと。
難しい話になりすぎるのも微妙なので
ここらで止めときますが、
テーマを深く理解しなくても、
日本語と英語を上手く調和させた曲々は
聞いていて心地がよく、
音楽としても普通に完成度が高いです。
でも、ぐだぐだ言ったとしても
やっぱりやっぱり
100読は1聴にしかず。
機会があればぜひぜひ。
FoZZtone/Africa