破壊的イノベーションとは、
持続的イノベーションと対比して語られる。
商品やサービスを、市場のニーズに応え、
より高機能化していくのが
持続的イノベーションだ。
一方、破壊的イノベーションは低価格で利便性のよい
新たなものを市場に投入することにより起こる。
デジカメの例があげられる。
当初は画質も良くなかったが、
その場で画像が確認できることや、
パソコンで印刷できる利便性が支持され広がった。
市場に出回ることにより、品質も向上し、
画質にこだわる上位層の顧客も獲得するようになった。
結果、フィルムカメラは衰退し、デジタルカメラが主流となった。
そのデジタルカメラも、カメラ付き携帯が登場すると、
主役を交代せざるを得ない状況となっている。
低価格で利便性のよい新たな商品・サービスが世の中を変える。
高価格・高機能なサービスは、ニッチな市場で残りはするが、
縮小していく。
具体的な世界企業の事例が紹介されている。
しかしながら、頭でわかっても
なかなか実行に移せない企業がほとんどだ。
それはリーダーの資質や、組織の在り方が問題となる。
示唆に富んだ、いい本だ。