アメリカの議会で連邦債務上限引き上げ案が合意したそうだ。
現状債務上限は14兆3,000億ドル(1,144兆円 80円/$換算)で、今年5月時点でその上限に達してしまった。
8月2日、国債の返済期限を前に、新たな借金をしなければ返済ができない(デフォルト)の危機に瀕していた。
引き上げ案では10年で2兆5,000億ドル(200兆円)の財政赤字削減がうたわれている。
単純に10で割ると年間20兆円の支出削減が必要になる。
ちなみにアメリカの2011年予算(2010年10月~2011年9月)は
歳入が 2兆5,670億ドル(205兆円)
歳出が 3兆8,340億ドル(306兆円)
財政赤字 1兆2,670億ドル(101兆円)GDP比8.3%・・・年間100兆円の赤字を前提とした予算が計画されていたとは、、
単純に比較はできないだろうが日本は税収41兆円に対し予算が92兆円 51兆円の赤字財政ということになる。
これはGDP比10%に相当する。
日本もアメリカも多額の財政赤字を抱えているという点では共通している。
また、債務上限を引き上げるということは、どこか・・からお金を借りるということなのだろうが
米国債保有のツートップは中国と日本で、いずれも余力はない。
余力どころか、アメリカの信用状態によっては、多額の国債を保有していることで両国の信用が低下する事態もありえる。
米国債保有残高
1位 中国 1兆1,601億ドル(95兆円)
2位 日本 8,823億ドル(72兆円)
*2010年末 1$=82円換算
人間でいえば生活習慣病みたいなものなのだろうか?・・・
いずれにせよ、どこかで手を打たなければ日本もアメリカもたいへんなことになる。
「入りを量りて出ずるを制す」礼記(らいき)・・・この基本にたちかえり健全な体質にしていくしか道はない。
≪アメリカ連邦債務上限引き上げ案について合意≫