灰汁の基盤 -2ページ目

灰汁の基盤

俺は否定される為に生きてるんじゃない。

『こんな世界なくなればいい』
隣人の呟くその世界は
きっと小さな地球の話
僕の知らない惑星の話

僕の居ない世界なんて
知った事じゃありません
他人の幸福望めるほど
キャパシティーは広くない

知らない誰かが知らない誰かと
恋に堕ちて海に沈んだ
珊瑚の森はきっと蒼く
綺麗な綺麗な事でしょう

やがて僕も海に沈む
底の珊瑚は見えないけれど
きっと光を望んでいる
今は息が辛いだけ

悲しみの空は青く
幸福の海はどこまでも
隣の芝は青く見える
置き去り型の幸福論

『金と女で世界が終わる』
隣人の呟くその世界は
きっと綺麗な珊瑚の話
僕が望む幸せな未来

君の居ない世界なんて
知った事じゃありません
孤独を楽しむ余生なんて
悲し過ぎて反吐がでる

知らない誰かが知らない誰かと
恋に堕ちて海に沈んだ
珊瑚の森はきっと蒼く
綺麗な綺麗な事でしょう

悲しみの空は青く
幸福の海はきっと深い
ぷかぷかふらふら浮いて沈んで
置き去り型の幸福論


生きてて何が楽しいのか
消化する朝と夜
にやけ顔の女が囁く
『やめちまいな』

こんな世界と空を睨む
太陽光線
羨んでるんだ
楽しそうなな誰かさんを

散々欲しがったもの
遠くのモノはキレイに映る
雨は好きじゃないけど
こんな時くらいはと切に思う


絡めた指が解けるように
今日という日が終わってゆく
あなたの熱が
あなた匂いがここには無い

悲しいのか
寂しいのか
永遠を誓った次の日なのに
僕の体に風が吹く

君の肌が白いから
冬の寒さがとても似合う
明るく照らす月のように
僕を優しく包んでおくれ

ギリギリのゲームなんていらない
スリルも刺激も程々に
永遠に続く今日なんて
ありはしないのに

絡めた指が解けるように
今日という日が終わってゆく
あなたの熱が
あなたの匂いがここには無い