空丸恵子(そらまるけいこ)です。


幼い頃は、生まれずに亡くなった双子の妹や、可愛がってくれた亡き曾祖母の姿が見えていたようです。

曾祖母は実在していましたが、生まれずに亡くなった双子の妹の存在は、誰にも確認していません。

もしかしたら、母さえ気づかなかったミッシングツインかもしれません。


12歳の時にシェイクスピアの舞台を観て「俳優になりたい」と志しました。


その頃から、かなり長いこと「目に見えない世界」とは縁遠い生活を送ります。

そのような世界が好きではありましたが、自分には縁のないものと思っていたのです。


大学を出て、劇団テアトルエコー附属俳優養成所に入所し、そこで3年間学びました。


そして俳優になったのかといえばそうではなく、泥沼の恋愛に溺れ、結婚して専業主婦になりました。

後に気づくことになるのですが、自分のやりたいことを誰でもない、自分が邪魔していたのですね。


38歳から12年間、書店に勤めていました。

書店員時代にブライアン・L・ワイス博士の「前世療法」シリーズの売り上げがとてもよかったので、興味を持って読んだのが前世療法を知ったきっかけです。


先天的な股関節の臼蓋形成不全を持って生まれましたが、徐々に変形が進み、痛みでまともに歩けない状態が10年以上続きました。


両脚とも人工股関節に置換して、痛みのない快適な人生を取り戻したことで、サラリーマンをしながら、再び芝居やミュージカルの舞台に立つようになりました。


20197月に「幽霊が見えない部屋」という舞台に出演します。

恐ろしげなタイトルですが、笑って笑ってほろりとさせられるシチュエーションコメディでした。

扱うテーマが「幽霊」なので、お札を用意したり、神棚にお酒をそなえて、盛り塩をして、劇場に挨拶して、と皆でとても丁寧に扱いました。

公演は無事に終わりましたが、公演中にいくつかの不思議なできごとがあったのも確かです。


「そういうことって、ごく自然にあるものなんだな」

と身をもって知るきっかけとなった舞台です。


その上演をきっかけに、ありとあらゆるシンクロニシティが起こり始めました。


終演後、良性発作性頭位眩暈症のひどい発作を起こして2週間ほどまともに動けなくなり、半年以上不調が続きました。


そんな時に亡祖父からの、はっきりとしたメッセージを受け取っていたことを初めて自覚します。

それまでにも祖父はたびたび、小さな合図を送ってくれていたのですが、疑い深い上に鈍感な私は

「すごい偶然だなぁ」

と思うだけで、祖父からのメッセージに気づけずにいたのです。

祖父は「いったい、どうすればこいつに伝わるんだ」とやきもきしたのではないでしょうか。


なんの気なしに、本当になんとなくぼんやりと祖父の名前をエゴサーチしたところ、祖父の笑顔の写真がいきなり出てきたのです。

検索してヒットするような職業の人ではないんですよ。


「これでもわからないのか。そばで見守っているんだよ」

という合図でした。


会社にいる時に、急に周囲に老猫特有の匂いが漂いました。

ピンと来て、夫に電話し、すぐに帰宅してもらいました。

夫に懐いている猫だったのです。

夫が帰宅した時には、老猫はすでに冷たくなっていました。


あれこれ見えない世界からのメッセージを受け取りつつ、長引くめまいを飼いならすのに苦労していた時に、ヒプノセラピーサロンPADOMAの根本恵理子さんを知りました。


自分で前世を見る ヒプノセラピーサロン 東京都港区 PADOMA


ヒプノセラピストとして、経験から編み出した独自の手法で、多くの前世誘導をなさっている方です。


「長いこと生きてきて、たいていのことは自力で克服してきたけれど、どうしても克服できないのが地震に対する異常な恐怖」でした。


恵理子さんのセッションを受けて、その地震恐怖症が跡形もなく、と言っては言い過ぎですが、びっくりするほどよくなったのです。


アカシックリーダーの方に見ていただいた地震恐怖症の原因となった前世と、まさしく一致していました。

(いずれ機会があればこのことも書きますね)


しかし人に見てもらうより、自分で見た方が遥かにおもしろくて納得できるものなのです。


根本恵理子さんには霊感はありません。

でも、誰もが自分の前世を見る、知ることができるように誘導する為のものすごいスキルが、多くの経験を積んで培ったものがあるのです。


こんなにおもしろいものが世の中にあるだろうか。

潜在意識の持つ能力のすごさ。

本当は自分がすべて答えを知っているのだという感覚。

おもしろい上に、浄化にもなるし、心身ともに楽になるし、前世療法っていったいなんなの?


ワイス博士の著書で読んだような重い悩みを持つ人でなくてもいい。


映画でも見に行くつもりで「前世見に行こうか!」って来ればいいのよという恵理子さんの言葉が印象的です。


前世療法の持つおもしろさと可能性、恵理子さんのお人柄と独特で超個性的な言葉のチョイス。


それらにすっかりはまって、

「ヒプノセラピストになりたい」

と思いました。


「俳優になりたい」と志した時から、50年が経過していました。


「でも学費が工面できないから」

「サラリーマンだから」

できない理由が次々と頭に浮かびました。


そんな時に受けたのが、恵理子さんの下でヒプノセラピーを学んでいた先輩セラピストのHiroko Asanoさんのセッションです。


「あなたのやりたいことに横やりを入れる人がいるんですか?」


いません。

私以外には。


両親も、夫も、子どもたちも、誰も私のやりたいことを止めません。


あれこれ理由をつけて邪魔しているのは私だけです。


Hirokoさんのセッションで、決断できました。

いざ、やると決めるとおもしろいぐらいに周囲の現実がどんどん動き始めました。


セッション後、わずか2ヶ月で、私自身が知人にクライアントになってもらって、前世療法を行えるようになっているではありませんか。


波に乗って行こうと思います。

亡き祖父にも、今までに見送った猫たちにも導かれています。


サロンの名前は【Luna Del Ciero(ルーナデルチェーロ)~空の月】です。


空丸の空。

今、一緒に暮らしている愛猫の月。


昼間の空にある月は、潜在意識のように簡単には見えないけれど、ちゃんとそこにあるのだから、とこれは後付けの理由です。


非常にだらだらと長くなりました。


よろしくお願いいたします。


(写真提供:エルマー氏/のん氏)