もっと!六大合演OBOGバンドReturns! -5ページ目

もっと!六大合演OBOGバンドReturns!

2016年4月に結成した、東京六大学応援団OB/OGによる吹奏楽団「六大合演OBOGバンドReturns!」のブログです。普段更新しているFBページではお伝えしきれない団員の素顔などに触れていただけるblogにしていきます!

【新企画 Returns!団員の素顔に迫る その1】

Returns!には、上はS59年度卒から下はH24年度卒まで幅広い年代の団員たちがいますが、一人ひとりにスポットを当て、その素顔に迫りたいと思います。
トップバッターは、第2期バンドリーダーの高尾さん(法政大学 S63年度卒)です!


インタビューを受ける高尾さん


― まずは人生の楽器歴を教えてください。

3歳くらいから小学校入学まで電子オルガンを習っていました。
中学は卓球部、高校は剣道部で。高校時代に隣で練習していた吹奏楽部がすごくラクそうで、いいなぁと思ってました(笑)。
その吹奏楽部の同級生が現役で法政に入って、僕は一浪して入って。彼に「吹奏楽やらない?」と誘われて、応援団の吹奏楽部に入りました。入ってみたら、剣道部よりは楽だけど結構きつかった(笑)。

― えっ、剣道部より楽だったんですか?!

全然楽ですよ。(ドリルの)足上げとかも楽でした。

― 大学でされていた楽器は?

その先輩に「何やりたい?」と聞かれても楽器のことが分からないから、「じゃあ余っている楽器で」と言われて。で、バスクラリネットになりました。神宮球場ではバスクラを吹くわけにはいかないので、クラリネットを吹いていました。ドリルも。4年生の時、吹奏楽部の人数が少なくて、クラリネットでは音があまり聴こえないからということで何曲かソプラノサックスをやったんです。

― 大学卒業後、Returns!に入るまで楽器は?

何も。まさか自分がまた楽器を吹くとは思ってなかった。だから、工藤くん(Returns!団長、明治大学 平成3年度卒)に誘われて、こんな機会ができて有難いです。

― 応援団時代の幹部役職は?

吹奏楽部責任者と吹奏楽部渉外責任者と指揮者。


指揮者を務められた現役時代。神宮球場にて。


― 楽器初心者で指揮者はすごいですね。

人がいなかったんですよ。バンド同期が7人で、そのうち男性は3人しかいなくて。その3人ともほぼ初心者みたいな感じで。女性の楽器経験者はいたんだけど、当時は女性が指揮という時代ではなかったのかもしれないなぁ。ということで、みんなに支えてもらってやっていた指揮者でした。

― 応援団時代に印象に残っていることは?

とにかく人数が少なくて、演奏面や器材面でも大変で。運転免許を持っているバンド同期が僕しかいなかったから、器材車の運転も一人でやっていました。

― 現役当時も器材車、今も器材車!(よく器材運搬をしてくだっています)

だから何の抵抗もないんですよ。
六大の合演の時も、他大にはトラックがあまりないから、法政のトラックで色々なところに器材を借りに行ってました。演奏会本番が終わって、器材返しの日に運転しなくちゃいけなかったんだけど、「授業があるから」と言って運転に行かずに、内緒で今のカミさんとディズニーランドに行って(笑)。でも、それが発覚して、みんなからブーブー言われました。

― 奥様は同じ大学の方ですか?

明治のバトン。

― 知り合ったきっかけをお聞きしてもいいですか?

合演のドリル隊に出た2年生の時、明治のバンドに女子が一人もいなくて。当時は、ガードをチアもやったりしたんですよ。それで、彼女はドリル隊にガードとして入ってきて、そこで知り合いました。

― では、Returns!に入ったきっかけは?

明治の定演を観に行った時に、うちのカミさんが僕のことを工藤くん(Returns!団長)に紹介してくれて。工藤くんが「今度、OBでドリルをやるんですよ。」と言ったので、「それなら」と。最初はドリルしかやるつもりがなかったんです。というのも、ブランクが長すぎたから、演奏もやる自信がなかったし。


第一回定期演奏会、ドリルステージではソプラノサックスを。


― たしかに、最初はソプラノサックスだけされていましたよね。

入団当初は、演奏もソプラノサックスで参加していましたが、ソプラノサックスの譜面がないので、トランペットの譜面を吹いていました。ソプラノサックスは音程が難しいので、これで演奏は無理だと思って。
演奏会でバスクラが必要になり、楽器を借りてくれて、昨年7月から演奏ではバスクラを吹いています。演奏会後に返却しましたが、やっぱりバスクラっていいなと思ったので買っちゃいました。

― バスクラの魅力は何ですか?

よくあることなんだけど、チューバがいないときは支えなくちゃいけなくて(笑)。目立たないんだけど、いると役に立つというか(笑)。


第一回定期演奏会、第一部シンフォニックステージ。
演奏面でもメンバーの支えになっています。


― 高尾さんが感じるReturns!の魅力は?

全部が魅力ですよね。器材運びからポイント貼り、最後の解散まで。結局、応援団ごっこみたいなもんじゃないですか。毎回、練習の前日は、遠足に行く前の日みたいにワクワクしています(笑)。


練習のお昼休みも率先して楽しんでいます!


― では、第一回の演奏会に出演してみての感想は?

夢のようでした(笑)。いまでも、本当に出たとは思えない。

― 久しぶりの演奏は緊張しましたか?

演奏ステージでは、舞台3列目の端に座っていたんだけど、その目の前に会社の人が2人座ってて。最初から目が合って、ずーっと僕だけ見ているの。別の意味でイヤだった(笑)。緊張したけれど、何とか平静を装ってやりました。ドリルになってからはテンションMAXで、「この迫力を見ろ!」みたいな感じで。曲の強弱をつけなくちゃいけないのに、ずーっとフォルテッシモで吹いていましたね。

― Returns!は2年目に突入しましたが、最近のバンドの様子はいかがですか?

みんなが本当に上達していて素晴らしい。
それから、今までの一年間は工藤くん(Returns!団長)を中心に他の方たちが見えないところで色々なことをしてくれていたんです。バンドリーダーとして運営に携わってみて、その苦労がすごくよく分かって。色々なハードルを一つひとつクリアしていかなければならないし、団体の人数もかなり増えてきているし。一年目に運営をやってくれていた方たちは、もっと大変だったと思うので感謝しています。本音を言えば、のほほんとして演奏だけしていたかったというのはありますが(笑)、そういう環境を作ってくれていたことを痛感しました。

― バンドリーダーとしての思いは?

OBOGの皆さんの受け皿として、ハードルは低く、誰でも気軽に参加できて、誰もが楽しめるバンドにしていきたいなと思います。出入り自由も含めて。一時バンドを離れても、またいつでも戻ってこられるという。

― OBOGの皆さんに一言お願いします。

まずはReturns!の活動を体験してほしいですね。イベントでも通常の練習でも構わないので、この雰囲気を味わってもらいたいです。それこそ、ポイント貼りや体操とか。気楽に楽しく参加できる雰囲気なので、年齢的にも手が空く時期が来ましたら、無理せずに参加してみてください。


+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+

六大合演OBOGバンドReturns!

http://6dgereturns.wixsite.com/returns

https://www.facebook.com/6dgereturns/

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+