【Returns!団員の素顔に迫る その3 前編】 | もっと!六大合演OBOGバンドReturns!

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2016年4月に結成した、東京六大学応援団OB/OGによる吹奏楽団「六大合演OBOGバンドReturns!」のブログです。普段更新しているFBページではお伝えしきれない団員の素顔などに触れていただけるblogにしていきます!

お待たせしました!インタビュー第三弾です。
夫婦でReturns!に参加しているメンバーは4組いますが、今回はその中から、ホルンのSさん(明治大学 H03年度卒)とパーカッションのKさん(明治大学 H03年度卒)ご夫妻、トランペットのIさん(東京大学 H05年度卒)とクラリネットのMさん(東京大学 H06年度卒)ご夫妻にダブルインタビューを行いました。


左からIさん、Mさん、Kさん、Sさん。


― まずはIさんご夫妻に質問です。Returns!への参加を結成直前に決めたそうですが、参加を決めた理由、どのあたりで迷われていたのかを教えてください。

(M)娘(小5)がその頃には楽器を始めていて、土日も練習があったりしたので、Returns!の練習には出られないかもしれないと思って迷っていたんですが、日程を確認したら結構行けそうということになって。やりたい気持ちはあったので、「じゃあ、やろう」と決めました。



(I)やるとしたら夫婦二人とも参加、そうでなければ二人とも不参加、のどちらかだと思ってました。二人とも入る気はあったんですが、どちらかが入ってどちらかが残るとなると、完全に娘の世話を残った方がやることになるので、それは避けたかったというか。参加できなかった方が「あぁ、やりたかった」となるのは良くないと思ったので。日程的に二人とも行けるということが分かったので参加が決まったという感じです。


ドリルではカラーガードのMさん。
素晴らしい記憶力でガードの要になっています!


― 実際に入団してみて、お子さんとの兼ね合いはいかがでしたか?

(I)今日なんかは一人で留守番していますが、当時はまだ家に残してくるにはちょっと不安な年齢だったので、練習に連れてきてました。練習には度々連れてきていますが、娘も楽器を始めていたので興味を持ってくれていて。そうはいっても飽きるので、一緒に遊ぶのんちゃん(ホルンのOさんのお嬢さんで同級生)がいて良かったです。まあ、始めてみたら、そんなに苦労はなかったですね。


のんちゃん、なほちゃんの名コンビに翻弄されるおじさん(笑)
この日は消してしまうのがもったいないほどの力作!!


― お嬢さんのなほちゃんはReturns!立ち上げ当初からずっと私たちの練習を見てきているわけですが、親子でReturns!の話はされますか?

(M)あんまり話はしないですけど、
(I)俺はよくするよー。

(M)私はあんまりしないですけど(笑)、娘はReturns!の曲はすごく覚えてますね。練習に来ると、帰りには歌ってるし(笑)。家で曲の音源を聴くんですが、たまに別の音源を流すと「なんか違う」と言ったりはしますね。

(I)今練習している「マードック(からの最後の手紙)」も全部歌えちゃう。

(一同)すごーい!

(M)たぶん私たちよりも早く覚えちゃう(笑)。

(I)練習に付いてきて、宿題しながらでもちゃんと曲を聴いているから。入るのは大人よりも早いですよね。私は娘とReturns!の話はいっぱいします。自分は主夫寄りなんで、家事やりながらとか。(注:自営業ということでお嬢さんと過ごす時間が多いそうです)


家族でピクニックに来ているかのような食事風景!


― どんな話をされますか?

(I)「誰々さんの音がすごくいい」とか。「ここはだんだん上手くなってきたよね」とか。「Returns!はこういう癖があって応援団吹きになるから、ここがダメなんだよね」とか(笑)。

(一同)するどいね~(笑)。

(I)私が言っているのもあるんですが、「すぐフォルテッシモが出ちゃうよね」とか「クレッシェンドが徐々にかかるんじゃなくて、いきなりバーッと出ちゃう」とか(笑)。


Iさんはとっても練習熱心!
なほちゃんもそんなお父さんの影響を受けているのでしょうね。


― いいですね、親子でそういう話ができるのは。

(M)娘が小3の冬に小学校で吹奏楽部に入って、クラリネットを始めたので。

(I)そのタイミングと入団がちょうど合っていて、同じ活動を3人一斉に始められました。たまたまなんですけど、運が良かったですね。


お嬢さんが同じ楽器をやっている、って素敵ですよね~。


― では、続いてSさんご夫妻に質問させていただきます。息子のかずたかくん(5歳)はまだ小さいので、預けたり練習に連れて来たりするのも大変だと思うんですが、練習に参加するにあたってどんな感じで工夫されていますか?

(K)私の母は第2、第4日曜日が仕事休みなので、そこに上手くハマれば母が息子を預かってくれます。それ以外のときは、今までは個人の託児所、息子は小さい保育園って言ってますが、そこに預けていました。最近になって、夫の方が「大丈夫そうだから連れて行こう」と言い出して、私もそろそろ大丈夫かなと思うようになって。今日も連れてきましたが、二人で交代で息子を見るか、大人しく遊んでいるようなら二人とも練習に参加して、という感じです。

(S)彼としては、やっぱり小さい保育園に自分だけ置いて行かれるのが気に入らないというか、「行きたくない」と言い出したんですよ。気まぐれなんで一時的なことかもしれないんだけど、まあでも、ここ(Returns!)は少なくとも絶対に連れて来られないところではないのでね。やっぱり息子は半年前、1ヶ月前とも全然変わっているし。今日なんか、あそこまで大人しく過ごして、飯も一人で食べてて、何の問題もなかったというのが数週間前では有り得なかったんで。そういう意味で日々成長しているから大丈夫かなと思っています。

― 練習にずっと連れてきていることで、息子さんの成長を感じるということはありますか?

(K)一番最初に練習に連れてきたときは、どちらかが練習を抜けて外で遊ばせていたから、それに比べると今日なんかは一人で静かに遊んでいたから、大分落ち着きが出てきたかなと。皆さんに迷惑をかけているとは思うんですけど、温かく見守ってくれていて有難いなと思っています。

― やっぱり小さい子がいると雰囲気が柔らかくなるというか、みんなの笑顔が増えるというのは私自身も感じます。

(K)そう言ってもらえると嬉しいですね。


かずたかくんに遊んでもらうおじさん。


― ご夫妻でReturns!がらみの話はしたりしますか?

(K)事務連絡くらいですかね。「明日、器材車だからね」とか(笑)。

(S)パートも違うので、お互いにある意味知ったこっちゃないというか。

(一同爆笑)

(K)Returns!での練習中、私は夫の演奏を聴いていて、「上手かったじゃん。練習してないわりには吹けてたじゃん。」と言ったこともありますが、夫はたぶん私の演奏を聴いてない(笑)。しかも「下手くそ」とか文句しか言わないから。

(S)いやいや~(と慌てる)。練習しているのは存じ上げていますけどね(苦笑)。


なんだかんだといいつつもラブラブなご夫妻。


― そういえば、Kさんは最近スネアを買われましたよね。

(K)中学生の頃にすごくスネアが欲しくて、その思いがまだどこかに残っていたのかも。それと、Returns!のスネアを叩くと、よく「(音が)重い」と言われていたので、叩き方の問題というよりは楽器の問題もあるのかなと思って、軽やかに聴こえるスネアを買いました。


後編【Returns!団員の素顔に迫る その3】に続く