サビキの世界 | Mr.釣りどれんの〝Real Bassing Story〟

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ルアーの力でバスを釣る

今週末は投光器を使った夜釣りを本格的にやってみようと思い、Amazonでバッテリー式の安価な投光器を買ってお試しでとりあえずやってみることにした。

1日目は金曜の午後から行ったのですが、地元の爺たちが大群で押し寄せていて一番左側の立ち入り禁止柵の近くしか空いてなかった。
ここはポイントによって水深に差があって、コーナン側に行くほど水深が深く、柵側に行くほど浅い。一般的には深い方が有利なので、コーナン側から先着順に埋まっていく感じになる。
飛ばしの釣りならまだそこまで差は出ないのですが、足元サビキとかやとコーナン側の一番端の人しか釣れないとかザラにあるので面倒な釣り場である🤢

今日は望み薄かなと思いつつもウキを投げ続け、なんとか10匹くらいは確保に成功。あのゴールデンウィークの爆釣以降やはり釣果は落ち着いたまま推移しているらしい。

そして夜になり今回の主役、投光器君登場😛
どれが良いとか全くわからんので適当に買った。

やり込んでる人は色々カスタムして使ってますが、今日はとりあえずお試しなので、糸で吊るして海面近くに持っていくという原始的な方法でいく。
こんなやり方でしっかり照らせるのか不明でしたが、まぁとりあえず形にはなってるっぽい😶

で、釣果の方なんですが、俺にはほとんどこず、なぜか横のオッサンにばかり釣れるという屈辱を味わわされました。
昼間は俺の方が釣ってたのに、夜にコテンパンにされた😥

これはもはや投光器どーのこーのの問題ではなく、完全にサビキの差やなと。
自分、ほとんどサビキ釣りしないんでダイソーのピンクスキンのサビキしか持って行ってなかったんです。

でもこれフツーに使えるんすよ。
ほとんどの状況ならこれでいけるんですが、今回ばかりはそう甘くなかった。


で、昨日の晩。
リベンジかますために休日出勤。
まずは肝心要のサビキ選びから始まる。

サビキにも色々種類があって、僕もそんなに知ってるわけではないですが、一番一般的なやつはダイソーで売ってるようなピンクスキンでしょう。
あれで大体はイケる。

フラッシャーはコマセを使うというよりかは針単体で食わす釣りなんかな。ショアでキャスティングしてルアー的に使ったり。カマス釣る時に使うイメージ

ウイリーは針にミシン糸みたいな糸を巻き付けた針ですが、この糸が結構浮力が高く、水中に入れた時に針が立つことで海流を受けてよく動いてくれるので、スキンに比べて釣れる傾向は高い。ただし値段も高め。
とっとパークで釣りしてる人には常識中の常識ですが、とっとパークではこのウイリーサビキが圧倒的に強い。アジサバだけでなく、量型のグレやメバルも本格的に狙える。

で、今回メインに据えたのが魚皮系。一般的には魚皮系とスキン系を釣り場に持っていく人が多いと思う。スキン系でダメな時に魚皮系に変える感じかな?
魚皮系はその名の通り魚の皮を使って装飾が施された針。サバの皮を使ったサバ皮、ウスバハギの皮を使ったハゲ皮が最も一般的やと思いますが、ベテランというか研究し尽くしてる奴らは、自分で魚を釣ってそいつから剥いだ皮を使って自作サビキを作っている。
ボラの皮やったりハマチの皮やったり、色々状況によって変えるらしい。

なぜ魚の皮を使った針が釣れるのかはよく分かりませんが、やっぱり天然素材は良いってことなんでしょう。
イマカツのシェルラミネート製品と同じ理屈やと思いますが、ああいう貝とか魚の皮といった天然素材がもつヌメリ感、光の反射や水中への溶け込みというのは人工素材には出せない質感で、それが魚を魅了するんやと思います。

自分は今回サバ皮を使った。
ハゲ皮かサバ皮ならサバ皮を選ぶ方が無難やと思う。とっとパークでもハゲ皮やなくてサバ皮やないとアカン‼︎と毎回うるさいオッサンがいてるので言うこと聞いときゃ間違いないでしょう。
やっぱりサバの皮の方が水中に入れた時のキラつきというか反射する感じがええんかな〜?と。
春のとっとパークやとメバルを専門に狙うための専用のサバ皮サビキがあって、こいつをカーブフォールさせてメバルの好物であるシラウオに見立てて食わせる釣りがある。

ちなみに大阪湾内の方で魚皮系というとこいつが一番一般的かな〜と。

がまかつの泉州スペシャル( ;´Д`)
泉州に住んでてこれを使わないやつはいないとかいっぱいいるとか…

前は泉州サビキというもっとストレートな名前のサビキでしたが、そいつが廃盤になってこいつになった。あんま釣れそうな見た目ではないのですが、こいつが釣れる。そして価格も安い。
コーナン倉庫裏の常連はこいつに緑色の蛍光ビーズを通した自作仕掛けを多用している。

こいつでも良かったんですが、俺は今回もっと良さそうなこいつを使った。

濁り潮ストロング´д` ;

長めのサバ皮にゴールド系の着色を施し、蛍光色のフラッシングをつけたアピール大将。
おまけに針はゴールドの胴打ち針。

胴打ち針というのは胴の部分を打ち付けて平たくした針。

こいつが水流を受けて予測不能な動きをし、かつフラッシングを発生させるので、普通の針に比べてアピール力が高い。
魚が多い時や活性が高い時はこの胴打ち針だけでも釣れる。

とっとパークではこの胴打ち針のみを6本ほどつけたサビキ仕掛けを自作し、沖に投げてカーブフォールさせて小アジやイワシを食いつかせ、そのまま底まで落として青物やヒラメを食いつかせる釣りが良く行われる。夏はたまにこの仕掛けに大マダイが食いつくことがあるので侮れない。

ゴールドサバ皮、胴打ち金針。
これは釣れるやろーと思い、昨日実践してみました。
釣り始めこそアカンかったものの、潮が動き出すとやはりアタリがポツポツ出だす。光に照らされて漆黒の闇に浮かび上がった竿先がドーン!と海面に突き刺さる様は何とも言えない魅力がある。


この釣り、おもろい!


ただ常連は俺より釣ってたので、なにかもっと良い仕掛けがあるのかもしれない。途中50クラスのチヌが食いつくハプニングもありましたが、トータルで20匹ほど釣れました。
まぁあのサイズのチヌが食うってことはやはり仕掛けの良さは間違いないってことでしょー。とっとパークとか加太とか、いろんな魚がいる場所で使ったらもっと面白い事になりそうやね。


サビキ釣りもやり込んだら結構奥が深いなーと思った夜でした。