バッテリーとは? Vol.2 | 6degrees info

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お待たせしました
バッテリーとは?Vol.1の続編でございます。



 バッテリーとは? Vol.1(新しいウィンドウが開きます)




バッテリー
の中の構造はわからなくても、

『充電と放電(使用する際の電流)のバランスを意識する』

だけで、大幅に寿命が伸びます。

という事で、運転する事によってバッテリーを充電している事を
前回はお話ししました。


まずはここを意識して運転してみてください


もう一つ、『放電』に関して重要な項目があります。

それは『暗電流(あんでんりゅう)』と呼ばれているものです。


『暗』という文字が使用されているように、表立った電流ではないのです。



どういうこと



つまり、運転していなくても流れている電流です。


車には車載の時計やコンピュータのバックアップなど、運転していなくても電流が流れています。

つまり、車を放置しているだけでどんどん電気を消費しているのです


さらに、バッテリーには『自己放電』という現象が発生します。

これは、バッテリーの化学反応の元になる『希硫酸』『極版(金属)』という2つの物質が、
たとえ使用していなくてもゆるやかに反応してしまう事に起因します。

つまり、極版と希硫酸とが触れていない状態にしない限りは絶対に自己放電が進んでしまう
という事です んんん...難しい。



つまるところ、自己放電を防ぐ方法というのは無いと言えます

車を長期間乗らないでいると、先述した事が原因ですぐにバッテリーは上がってしまいます。

保管する事も結構難しい物なのです...

長期保管する事がわかっている時は、バッテリーマイナス端子を取り外してあげると
「暗電流」をカットすることができます。
そのかわり、時計は設定しなおす必要があります。
(盗難防止装置をつけている車は、作動しなくなるので要注意)



自己放電を防ぐ事はできなくても、バッテリーが上がらないようにする手段はあります。

それは、『補充電』を行う事です。


自己放電によって失われた電力を定期的に充電してあげるということです。

充電器があれば最高なのですが、もし無ければエンジンをかけてあげることです

1ヶ月に1度でいいので、エンジンをかけてバッテリーを充電してあげるだけでかなり
保管できるようになります。

充電時間の目安は「出来る限り長く」としか言えませんが…。

この時、少しでも充電の効率を上げる為にオーディオはOFF(音量だけでも)でヘッドライトはOFF。

少しでも使用電力を抑えて充電に回すようにしましょう。



この作業をしてなかったために、Vol.1で添付させて頂いた
マイ・原チャリが動かなくなってしまったんですけどね...




また、バッテリーというのは温度に大きく左右されるものです

秋だと、販売店でこのような声を良く聞きます。


「冬が来る前にバッテリーを交換しておきましょう


これはまんざら嘘ではありません。

バッテリーは「化学反応」を用いて電気を発生させていますが、化学反応という事は
『分子』レベルの世界です。(難しいけど我慢!)

温度が高いほど分子君は活発に動きますし、低ければ動きが鈍くなります。

電池などを手で握って暖めると、たまに動きがよくなったりしますよね
要はその原理です


冬の早朝、相当冷え込んでいる時は、エンジンをかけようとキーをひねっても頼りない音がしたりしますよね

これは分子君の元気が無いので、エンジンを回す力があまり無い証拠です

秋の時点でいまいち力が無い方は、冬になると絶対にピンチです。
早めの充電か交換をオススメします。

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以上のことを踏まえ、
バッテリーをまとめると、


・充電と放電のバランスを意識した運転で、バッテリーを長持ちさせる事ができる

・充電には時間がかかるので、長距離運転は結構重要

・運転していなくても、暗電流が流れているのでバッテリーは弱くなっていく

・寒い時はバッテリー内の分子君は冬眠してしまうので注意


となりますね。

交換すれば非常に高価な部品ですので、上記の事を上手く取り入れた運転をすれば、
今までよりも格段にバッテリーが長持ちする事間違いなしです♪

それでもやはりバッテリーは定期的な交換が必要となる物…。


過信しすぎて走行中にバッテリーがへたれてしまった、
何らかの原因で作動しなくなった、等の事故には気をつけましょう
本当にバッテリー切れはデンジャラスですからね


当ショップはバッテリー診断等もできますので、
不安な点やわからないことがありましたら
国産、アメ車、欧州車等関係なく、すべての車対応しておりますので、
いつでも駆け込んでくださいね

私なんかよりもっともっと詳しいショップ自慢の知識人達が
なんでもお答えいたしますよ~~


それでは...  SEE YA


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