「ブレーキが良く効く(止まる)」
ための様々な工夫がされています。
まずは消しゴムをイメージしてみましょう
消しゴムは滑りにくいので、字を消すたびにどんどんすり減っていきます
良く消える消しゴムというのは、それだけ紙に喰いつきます。
その代わり、喰いついた状態で強制的に動かすので、喰いついた分がどんどんはがれてしまいますよね。
喰いつく量が多いほうが良く消えるけど、
はがれる量(持っていかれる量(笑)??)が多いので
すぐ無くなる。
まさにブレーキパッドもそうです
先程の消しゴムで、字を消すという効果をブレーキが効くという効果に置き換えてみてください。
それがまさしくブレーキパッドです
≪注意≫
消しゴムはあくまでも例えです。ブレーキパッドの減り方はそんなに極端ではありません(笑)
減っていくのが目に見える事はありませんので、あくまでもイメージとして捉えてください
「ブレーキを踏むとキーキーと嫌な音がなる」
こんな経験ありませんか???
これは、すり減る事があらかじめ分かっているからこそ用意してある機能の一つです。
つまり、ブレーキパッドがすり減って無くなる寸前だという事をドライバーに伝えるために、
わざと音を出しているのです
キーキー音が出たら、ブレーキパッドを交換する時期だと認識できるのです。(残り2mm未満ほど)
このキーキー音、無視できないくらい不快な音がするんですよね。
簡単に無視できる音だと、交換せずにそのまま走行を続けてしまう可能性が
あるからなのです(怖)
「キーキーうるさい!なんとかしてくれ!」
と駆け込みたくなるからこそ、意味があるのです(笑)
しかし、ブレーキディスクは金属(鉄)で、ブレーキパッドは金属とガラス繊維を混ぜた物です。
この二つを強く押し当てるのですから、減っていなくても音が出てしまうことがあります。
もちろんメーカーは、意味がない音(減ってもいないのに鳴る音)が出ないように様々な工夫を
していますが、ブレーキパッドの減り方によっては音が出てしまいます。
その原因の一つは、偶然ブレーキパッドの角が立ってしまう事にあります。
角が立ってしまうと、金属に押し当てた場合にキーキー音が出てしまうのです…。
単純に、金属の板にとがった金属で引っかくのと同じです。
そんなん、素人の私らはどないしたらええのん。。。
と思われるとおもいます。
そ こ で
・もうブレーキパッドが残り少ない
・残りはまだまだあるが、たまたま音が鳴っている
この違いは非常に大きいですので、調べてみる必要があります。
ここでは自分で簡単に調べる方法をお話しします。
簡単に言えば、ブレーキフルードの量を確認する事です。
1.まずはボンネットを開けます。
2.エンジンルームを見渡し、マスタシリンダを探します。
通常マスタシリンダは、運転席の正面付近
(右ハンドルならエンジンルームの左奥)にあります
3.マスタシリンダ内に入っている、ブレーキフルードの量を目視確認します。
MAX(上限)、MIN(下限)の線が引いてありますので、
その範囲内にフルードの液面があることを確認しましょう。
左の写真では、ちょうど真ん中に液面がありますので
ブレーキパッドもまだ半分近く残っていると判断できますね
この液面は、下手にフルードを補充していなければ
ブレーキパッドの量とだいたい一致します
つまり、減っていれば(下限付近)ブレーキパッドも減っているという事です。
あくまでも だ い た い の 目 安 ですので、不安な方は即座に車屋さんに
持っていきましょう。
交換して頂くときに、ブレーキパッドを見せてもらい、
新品と見比べてください。新品の厚みの5分の1以下なら残り少ないです。
一般的な車検時では「3mm以下」であると交換を推奨しているみたいですね。
頻繁に来場できる方なら「音が鳴ってから交換」でよいと思いますが、そうでない人は来る手間
などを考えると3mm以下であれば交換しても問題ないタイミングだと思います。
これで音がただ鳴ったら交換、という悪質業者にも引っかかりません
もちろん当ショップはそんな悪質なことはいたしません
不安でしたらぜひ一度お持込みください
当店自慢のスーパーメカニックがピンポイント点検いたしますよ~
それでは... SEE YA
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