『最悪の土曜日と最高の金曜日』 -12ページ目

『最悪の土曜日と最高の金曜日』

脳のもやもやが書き込まれる場所、たまに写真館。見たい人だけ見ればいい。

(土曜日)

一時間置きに悪夢から醒めて
四度目で真に目覚める。
寝起きはすこぶる最悪であった。

桜を見て死を連想するくらいの想像力の所為で
たびたび動悸が激しい。

今更になってまったくもって腹立たしい。
遠距離恋愛する上で一番必要なものは金だ。

それ以外の問題で別れることになったのなら

あーだこーだ自説を論ずるだけなら誰でもできる

出直してこい。

10人100人1000人の恋愛観?くそくらえ

自分のことを理解してないやつの話しを聞くと

反吐がでるわ。

恋は痛いね。
(土曜日)

凡てが狂い心が剥がれ落ちていくを感じる。

独りで居たくない

独りでいるのが怖い

独りだと死ぬ

ここまでだとは思わなかった。

(金曜日)

それが望まぬ状況の誘いだとしても

ただ会えるだけで至福で甘美な酒を飲めるのだから

足取りは重くとも駆け足で向かった。

締め付けられ心が落ちていき他に何も考えられない。

涙が流れる。
私はラムを愛しております。
さぁこの物語を始めよう。

『日曜日』

宴が催され彼らは飲み、或いは語り合う。
電気ブランの香りは不思議と脳を狂わせ水の代わりの麦酒が
より一層回りを緩やかではあるが早めていく。

ラムは崩壊の始まり。

気付くとベットの上だ、記憶などない。
楽しい時間もなにもかも忘却の果てに去り
はて、あれは現実であったのか夢うつつのものであったのか判別もつかぬのだ。

『月曜日』

小賢しい感情もつまらないいさかいも瑣末なものだと棚に上げ
いまこのときの気持ちだけを信じて正当化しても構わないとおっしゃるのならば
彼はきっと今刹那この瞬間まさに恋に落ちたのだろう。
それはまさしく終電と間違えて乗った乗り継ぎ電車、行き先不明の旅になる

さぁ物語を始めよう、彼はまだ気付いていない
しばらく家には帰れない。

まどろみの中、彼は覚悟を決めることになるのだろうか。
それでも電車は停まらない、もう発車の時刻は過ぎているから。


森見登美彦の小説『夜は短し歩けよ乙女』に嵌ってしまった。
素晴らしくこざかしく巧妙で綺麗な文体と独特な言い回しが多く
ついつい引用したくなってしまう。
諸君、異論があるか。あればことごとく却下だ。