何処

ぼーっと一点を見ていると

ここがどこなのか分からなくなる

どこか異国に来た様なそんな感覚になる

人に言われてから
常に考える事を辞めない様にしてきた

どんな事でも


長年それをしてきたから

今は何も考えないと言う事が恐い


一点を見つめると
頭の中が空になり

孤独になったような

そんな気分になる



きっと貴女が居なかったら

ホントに孤独になる


何があっても
貴女だけは消えない

出来る事なら

貴女の側で

色んな景色をみたい

海

何故かいつまでも頭から消えない見た夢がある


空と海が澄んだ青に溶けた砂浜で

貴女と2人

時折顔を見合わせ

笑いながら



綺麗やねって

幸せな夢だったんだけど

思い出すと涙が出る

なんでだろ



悲しい気持ちになる

夢の世界の事

リアルで



綺麗だった

海も
空も

貴女の笑顔も

あたたかい

寒い夜

思い出すのは

暖めあった夜の事

静かに笑う顔

胸にうずめる不安そうな顔

常にあったあたたかい温もり

あたたかくて

幸せで


そんな温もりが愛しくて

思うと

涙が出る


ずっと忘れる事のない

貴方との夜