6cloudy6さんのブログ -10ページ目

光屑

笑う度
泣く度
何気なく話す度

キラキラと

振り撒いて


そんな時間の中で

俺は笑う

温もりが無いこの部屋に装飾して
安らぎをくれる

光屑は
積もっても

時間と共に流れて消えて

冷えていく

1人シーツにくるまって
貴方の夢を観る

夢の中で

どうやらそれは現実らしい

会話も
表情も
温もりも

夢の様な日々

覚める事は無い

嘘臭さとかじゃない

現実として受け止めるには
リアリティが足りない

望んだ事がこの手にあると言う事

そういう事だと知った

だから夢の様

初めて知った現実

紛れもない未来


ここだけは

いつも求めてた

安心を

親から貰う安心

当たり前の安心が欲しかった

ある日

親の心の声を聞いた

居なくなればいいのに





珍しくない言葉だろうけど

ここから狂った

この日から安心は無かった

ずっと

そんな話を貴方だけにした

誰でも無い貴方だったから

こんな恥かしい事は誰にも言えなくて

ずっと秘めてた

貴方だけは聞いてくれると思った

だから貴方だけに



貴方は

何も言わなかった

それでいい

そうして欲しかった

それが一番欲しかった言葉だった

貴方だから

話そうと思った