2021年2月21日
また、新しい扉が開いた
その時が来た…
昨晩と、言われたのに
母親は、頑張ってくれた
昨日の12時2分まで頑張ってくれた

兄と、父親の遺影を病室に飾り
兄のお気に入りのジャンバーを
来て面会に
母親の最後の弟、従姉妹を呼んで
母親にたくさん話しかけて
身体を触り
以前、仕立てた浴衣に
頼んで、作って貰った
ブロ友さんの、半幅帯に
襦袢に、腰巻きを用意して

面会時間は短く、
1度、帰宅、夕方にまた面会の予定だった

帰り道、
実家に戻ろうとした時に、電話
心臓が止まりそうですの、一言

従姉妹、叔父に、葬儀社にも電話して病院に

着いて、ドラマと同じ用な
病室での様子
当直医の診察後の、時計を見てからの死亡診断

2021年 2月21日 12時2分
母親は、旅だった

小さい時から、1番恐れていた
母親との別れの時
なぜか、私は冷静で落ち着いていた
慌てる事もなく…

土曜日の主治医の話
母親の姿、兄の突然死からまだ
4ヶ月
土曜日、病院の帰りに美容室に
兄に対しての気持ちの整理のために
髪の毛をバッサリ切った
病室に、姿無き兄が居るのを
感じて、母親を兄に道案内頼むために、兄のジャンバーを来て行った

母親が後悔しないように
遺された親戚も後悔しないように
自分も後悔しないように、準備して
母親に想いを伝えた

病院から出るまで、母親の身体には
赤いジャンバーをかけた
仕事帰りのパートナーが最後に面会

寝台車に乗った母親に、住まいの団地の前を通ってもらい
母親は、葬儀社に…
火葬の儀は、週末に火葬場の予定が取れた。火葬場も空きが無く来月予定だったのに
兄、父親と同じ祭儀場
兄と同じ土曜日の満月…

本当に、お兄ちゃんが迎えに来てくれた事を実感した。

4ヶ月面会出来なかったせいか?
母親が居なく成った感覚が無い
悲しいけど、涙はまだ出ない
遺された人は、遣ること沢山は
当たり前に、なれた。
突然亡くなった兄貴のお陰で
父親との、別れよりも強くも
猫と、出逢い暮らして
ブログを始め、闘病、死別、介護の
ブログのお陰で…
4ヶ月で、2人の身内を亡くした私は、元気です
今日から、また新しい扉を少しずつ
開けて
また家族に逢える日まで
人生楽しまないと…