使える筋肉 と 使えない筋肉 | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

スポーツの世界で、
耳にする言葉、

『使える筋肉  と  使えない筋肉』

筋トレで体を大きくした選手に対して、コーチ、監督などが使います。



では、この言葉は正しいか?

現象から考えたら『正しい』と言えます。


ただし、『使えない筋肉』なんてありません。『使える筋肉と使えない筋肉』の表現方法に誤りがあります。


私は、『使うことの出来る筋肉  と  使うことの出来ない筋肉』と表現すべきだと思います。


筋肉には罪がありません、使う側の選手に問題があります。



『使える筋肉・使えない筋肉』が生まれた要因として、、、、

『筋肉トレーニングをして、練習した気になっている選手』、『体が大きくなって強くなったと勘違いしている選手』がいる。

また、練習が嫌だから『怪我をしたふりをしてトレーニングをしている(練習場から逃げる)』、『筋トレや筋肥大でアピールする』選手も多くいます。

などが、あると思います。



使えない筋肉なんて、ありません。


スポーツ競技において、筋力・筋パワーは必要です。
つまり筋トレは必要です。


技術練習と筋トレはトレードオフの関係です。
限られた時間の中で、筋トレをどの様に行うか?


この意味において、専門知識を持っている筋トレの専門家が指導することはとても有効です。


筋トレをしたら、より多くの練習をする。


筋肉には罪はありません。
悪いのは選手です。