「怪我をせぬ」 | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

双葉山関は現役時代ほとんど怪我をしなかったそうです。


自書「相撲求道」(先日のブログに写真があります)に20年近くの土俵人生の中でほとんど怪我をしなかったことに対して‥‥‥‥


『「運が良かったのだろう」と答えるしかないのです。だが、あえていえば無理をしなかったことに帰着するともいえましょう』


と述べています。



では、無理とは?


相撲には「基本の型」があり具体的には、
・取られた手の抜き方、
・転び方
・準備運動の仕方
があるそうです。この基本を無視したときに怪我が起こるのでは?といっています。


また、「型には歴史的な経験がしっかりと結晶している」とも述べています。


自書をレビューしていくうちに‥‥


双葉山さんの文章から「工夫を重ねた稽古や生活、それは自分の型である。それを無視すると怪我をする」とも読み取れてきます。



本の中には「コンディショニング」とか、「スランプ」などという言葉もでてきます。


昭和31年初版ですよ、皆さん!! 双葉山さん凄い勉強家ですね。



その、双葉山さんが‥‥


怪我をしない秘訣「無理をしない(マイペース)」といっています。


己を知ることが怪我をしないことなんですね。



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