一番言われるのが相田みつをっぽいね
まぁあれだけ有名なら仕方ない。
でも何故か嫌いになれなかった彼の作品。
有名になっていない作品の中にはエロい事も後ろ向きな言葉もあるし
自分でも似てると思う事もあった
それもあってかデパートなどで見たら妙に気にしてしまう（笑）
でもできるだけ読まないようにしてる
影響されすぎると良くないからね
しかしこの間、お仕事で彼の事を調べる事になった
結果から言うと
彼が大好きになった（笑）
彼の作品というより彼が大好きになった
彼は今で言うと、親と同居のパラサイト
その上女好きのどうしようもない奴
現在広がってる彼の神様イメージはおそらく息子のブランディングによるもの
作品はどうしようも無い自分への葛藤から生まれた言葉だと知ってなるほどと納得した
親と同居。
人間不信で神経衰弱。
毎年個展をするが還暦まで売れなかったみたい
７０前に死んでるからかなりの苦労と葛藤があったんやろうなぁ
まぁ女好きのどうしようもない奴と知って一気に好きになったわけだが（笑）
芸術家なんてだいたいどうしようもない奴だからね
死ねば二階級特進で英雄になるだけ
今や神様扱いされてる人も普通の人間やったんやな
いや最高に人間やったんやな
今は似てると言われたらニヤけてしまう
言う側は外見的に言ってるのだろうけど、俺は中身の部分で解釈（笑）
どうしようもないからこそ書ける言葉があると思ってる
そうなるとコンセプトは確かに似てる
相田みつをはそのどうしようもない時に人生の師匠とも呼べる禅寺の和尚さんと出会う。
そこで佛の教えに感激して、それを一般人にもわかりやすく伝えるのが使命だと思ったらしい
だから人によってはただの仏教のパクリと言う人もいるみたい
だとしてもこれだけわかりやすく伝えるのは凄いと思う
事実、使命を果たしたのだから
俺がどうしようもない時に出会ったのはロックンロールの言葉
そこで感激して俺も表現者になりたいと思って言葉を始めた
調べてていちばん驚いたのが相田みつをがロゴやパッケージデザインの仕事をしてた頃の営業文句
「自信は少しもありませんが、うぬぼれだけはいっぱいあります」という言葉
俺のポスカ作品２番に
「自信はなくてもいい、でも誇りは失うな」というのがある
ええええええ俺パクったみたいやん・・・
でもマジでこの間まで知らなかったかんね（笑）
これだけ似てるのに驚いた
しかも相田みつをの作品ではなく営業文句よ
知る由も無い
他にも彼とは作品、生活、性格いろんな共通点があって驚きの連続だった
なんだアンタもやはり人間か
キリストさんは親に見捨てられ、今で言うとこのネグレクト
愛を知らない
お釈迦さんは断食では悟る事ができず、断食を止めて横になってる涅槃中に悟った
全部人間だ
しかしだからこそ生み出せるものがあるんだと思う
欠けてるからこそ、そこを埋めようと努力する
どうしようもない自分への苛立ちや気付き、日々の葛藤の中でこそ生まれるモノ
山にこもり、誰ともコミュニケーションを取らず滝に打たれて何がわかるというんだ
世知辛い世の中でたくさんの人に埋もれながら振り落とされぬよう必死に食らい付いてこそ人の奥に届く言葉が生まれるんじゃないのか
俺の作品は日常や会話の中から生まれる事が多い
格言や名言を求めるよりも会話の中で使える隣に居る言葉であって欲しいから
日常を切り取るもので構わないと思っている
世界を旅しなくても日常の中に本質はあるんだと思う
世界に行くとそれに気付くのが加速するだけのような気がする
まあ俺は世界に行く金が無いだけだけど（笑）
どこに行っても同じ
結局は足元の石に気が付かなきゃね
遠く先ばかりを見ていたら大事なことを見落としてしまう
ダラダラ長い徒然日記をここまで読んでる人はいるのかな（笑）
居たらありがとう！（笑）
昔から短くまとめるのが下手で大学の論文も用紙３枚って書いてあるのにまとめられず、試験が終わってから教授の部屋に行って討論してた（笑）
ああまた関係無い話を・・・
て事で相田みつをに似てるって言う事はつまりどうしようもない奴って事でニヤけます（笑）
書いてると字体が丸くなるのも理由がわかってきた
彼は妻の事を想いながら書いたらあんな丸文字になったらしい
誰かの為に。
届けたい想いを。
俺も見る人の事を想いながら書いてる
でも外見的に似るのは別にいいけど、還暦まで売れないところは似たく無い
俺は若い内に生きてる内に売れたい！！
なんか妙に相田みつをに親近感沸いて来たからみっちゃんって呼ぼうかな（笑）
もし彼が生きてたらきっとうまい酒が飲めただろうな
それは有楽町の博物館の神様ではなく
栃木の足利のみっちゃんとね
さて、額縁を買いに行ってきまふ