赤岳 | 美しい風景に出会いたいっ!

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自然が大好きな美女(自称)が綴る、楽しいブログ♪

9月中旬~下旬の紅葉時期は、銀泉台・高原温泉 共に車両交通規制が入り、一般車両は通ることが出来ません。通常は大雪湖の駐車場に車を停め、シャトルバスに乗り換えて向かうことになります。銀泉台 と 高原温泉では規制時期が若干異なりますが、前者の交通規制は 9/16~9/24 となっており、明日(9/25)から普通に通行可能になります。通常は紅葉の時期が終わるため、交通規制が解除になるのですが、今年は夏の猛暑が影響を及ぼしたのか、紅葉が遅れたり、赤くならなかったりしています。何にせよ、天気も良さそうだし、車で直接 行けるので、登ってみようと思ったの♪

 

 

前回の然別湖から続いてます。

 

鹿追町で解散した後、近くの温泉へ入りに行きました。二日連続の登山になるので、疲労回復は重要よ。夕食に関しては、16時過ぎに皆と食事をしたため、今夜はもう ご飯 要らないわね。このまま銀泉台方面へと移動することにしました。

 

夜間移動は多数の野生動物が出没するため、注意が必要です。それなのに、大雪山国立公園内を縦断する国道273号線を北上しようと言う無茶ぶり。案の定、糠平湖に近づくにつれ、エゾシカ、エゾタヌキ、キタキツネが わんさか姿を見せます。それにしても多過ぎだわ💦 この時期の雄鹿は、角も大きくなりカッコイイのですが、如何せん接触事故を起こしたくない No.1の生物です。

 

銀泉台で車中泊することも考えたのですが、標高1,500mの高地のため、冷え込みが厳しそうなのよね~ あと、他の人が居る場所が好きではないので、適当な林道入り口付近に みかんラ~を停め、ここで泊ることにしました。ここでも十分に気温一桁だけど、その分 夜空の星がきれいに見えるわ。でも 寒いので、ずっと見ていられない💦 することもないし、さっさと寝ることにしましょう。横になると 数十秒(長くても2分以内)で眠りに落ちる あたしは、みんなから羨ましがられるのよ。

 

 

翌朝~

 

 

AM6時にセットした目覚ましで、強制起床。天気予報では晴れのはずなのに、どんより雲で覆われています。しかも気温は、たったの1℃しかないよ。辛うじて氷点下は免れたって感じ💦

食材はパスタしか残っていないので、これを茹でて朝食にします。パスタを食べていると、少しづつ視界が利くようになり、薄っすらと青空も垣間見えるようになってきたの。これって、雲じゃなくて、単にガスっていただけ? 急いで後片付けをして、車を走らせます。

銀泉台の入り口までは すぐそこなんだけど、ここから狭い道々1162号線を15kmも登って行くのよね~ これで時間がかかっちゃう。未舗装道路だけど、バスも通行するフラットダートなので、路面状況は問題なし。

 

銀泉台は青空が広がっており、快晴です♪ ホントは7時から登り始めたかったんだけど、仕方ないわね。だって8時の時点でも、気温は5℃しかないんだから💦 気温が低いと、朝の行動は遅れがちになっちゃうのよ。

 

 

 

銀泉台事務所から10分ほど歩いた場所から、AM8:15 登山開始です。

 

ここから15分ほど登ると、見晴台に着きます。銀泉台の紅葉で、一番有名な場所ですね。

 

 

 

 

 

今季は、これがピークのような感じが見受けられました。紅葉も、昔のように 燃えるような真っ赤な紅葉には ならないのかも知れませんね。

 

ここでは、ナキウサギの撮影をしている方が2人居らっしゃいました。姿は勿論、鳴き声も聞こえないので、出待ちな感じです。

後ろから登ってきた登山者のザックに、あるものが ぶら下がっていたの。それを見た あたしは

「突然スミマセン。あの~ お願いがあるんですけど... 」 と言って、それをお借りしました。

それを被写体にして撮影したのが、コレです!

 

 

 

どうです? 見晴台で撮影したナキウサギよ♪ 

いやぁ~、サメよりも違和感ないわ(笑) ワタちゃん、ごめんなさい。

 

ここの紅葉を眺めながら登って行きます。

 

 

 

 

 

お天気にも恵まれ、遠くの山々もハッキリと見渡せるよ。

 

 

 

何故かキノコがあると撮ってしまう あたし。もう、キノコはいいってぇ~!

 

 

 

銀泉台で標高1,500mのため、少し登るだけで高い樹々は見当たらなくなります。

 

 

 

真っ赤なウラジロナナカマド。他が茶色く枯れかかっている中、これだけが色鮮やかでした。

素敵な赤色を見せてくれて、ありがとう♪

 

 

 

 

 

う~ん... 紅葉の色付きが寂しい。

 

そんな中、先程の登山者が追いついてきました。(単に あたしが遅いだけ)

そして、またまた アレを お借りしたの。

 

 

 

ナキウサギ と 紅葉(笑) 

実際は、こんな素敵な背景で撮影するのは困難でしょうね。

 

全然関係ない登山者に「あたし、ナキウサギを撮ったんですよ! 見て下さい♪」と、カメラの液晶画面を 強制的に 見せます。

 

「わっ、スゴイ! へぇ~、ナキウサギってぬいぐるみ みたいなんですね~」

 

「えへへ(*´∀`*) だってコレ、ぬいぐるみだもんw」

 

「... 」

 

 

もう、無茶苦茶な会話ですね(笑) 

...って言うか、こんな風に絡んで来る あたしって、実は迷惑女?

 

いやいや、ちゃんと真面な会話だってしてるわよ!

 

「今日から交通規制が解除されて車で来れるし、平日なので人も多くなく、天気も最高で、紅葉もまぁまぁ見られるし、絶好の登山日和ですね~♪」とかね。

 

何にせよ、もし山で、初対面なのに馴れ馴れしく話しかけて来る女性が居たら、それ あたしなので、「ひろみちゃんですか?」と尋ねて下さい。邪険には しないでね~ 

 

 

 

えぇ~? この斜面を登るのぉ~? 「よいしょ・よいしょ」

 

 

 

 

 

振り返ると、一応の紅葉。今回は紅葉よりも、普通に景色を楽しみましょう(涙)

 

 

 

山頂まで、あと ひと頑張り...

 

 

 

ひぃーん(泣) また、登り...

 

 

悪友K 「山を登ると書いて、登山なんじゃないの? 登りが嫌いで、何で山登りするの?」

 

ひろみ「それが、自分でも分かんないのよ。どんなに辛くても、また登りたくなっちゃう」

 

悪友K 「ふ~ん。やっぱりドMは違うねぇw」

 

ひろみ「あたし、ドMじゃないもん~ 汗

 

悪友K 「はいはい。私は分かってるから大丈夫よ」

 

 

 

 

何か寂しげなチングルマでした。

 

ここを登りきると...

 

 

 

山頂が見えました!

 

 

 

PM12:40 到着~♪ 時間的にも 体力的にも、ここ赤岳で引き返すのが賢明でしょう。もっと体力があれば、白雲岳まで行きたかったけれど。(昨日登ったのは、白雲山です)

そんな訳で、時間も時間なので ココでご飯にしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

山頂の周囲は、こんな感じです。ちょっと曇ってしまったのが残念。

 

赤岳も、皆と一緒に登りたかったな~

 

 

 

下山時刻は PM16:03でした。

さて、札幌まで帰るかぁ~ 今から帰ると、何時になるのかしら... ?