8月! 真夏! 猛暑! 熱くて 暑くて死んじゃう!
こうなったら、海水浴 温泉に行っちゃおう! ←「普通は海でしょ!」と思った貴方。常識人ですね(笑) あたしは... 変人なので温泉です♪
温泉と言っても、自然の中にある野湯。あたしも初めて行く場所だけど、雷電温泉へ行って見ることにしました。車でも行けそうなんですが、野湯の露天風呂は、一応バイクじゃないと辿り着けないような場所にあるようです。
尚、あたしの基準は、車 → みかんラ~ / 二輪 → レイド君 なので、方向性としてはバイクの方が悪路にも対応できるのよ♪
何もしてなくても、汗が滝のように流れて落ちる環境下では、フルフェイスのヘルメットなんて被りたくないよ~ でも、どんなに暑くても、ノーヘルだと警察に捕まるのが現実。仕方なく被ることにするわ。
当日、ホントは色々やってきたんだけど、暑いので、雷電温泉以外の内容は全部書くの止めた。
「暑い」の一言は、お仕事すら休んでも許される世の中になって欲しいと、切実に願うわ。
まぁ暑さの基準は人によって違うので、札幌の場合32℃を越える予報が出た時点で、学校・仕事は全てお休みになればいいなぁ~(笑)
Wikipedia 参照
<雷電温泉>
1963年(昭和38年)に温泉宿が開業し、かつては9軒温泉宿があった時期もあるけれど、廃業が相次いだようです。2019年(令和元年)を以て、全ての温泉宿は廃業となっています。
その雷電温泉の奥深くに朝日温泉が在るのですが(正式には在ったと云う過去形)、こちらも
2010年7月の土砂災害により長期休業中の様子。長期休業中という言葉を使っていますが、宿は崩壊しているため、実質的には廃業です。
雷電温泉 と 朝日温泉の関係が不明なのですが、雷電温泉郷の山奥に在る宿の名称が朝日温泉...
じゃないのかしら? と思っていますが、詳細は不明。
地図では今も雷電温泉の地名が存在していますが、現地には看板も標識も既にありません。この地には廃墟となった温泉宿が数件残るだけです。そして... 経営者や所有者は、これらをさっさと撤去して欲しい! 自然を破壊して、こんな建築物を建てておきながら、廃業になったら後は放置... って。崩壊した建築物は、自然破壊の象徴たるものよ!
前置きが相当長くなりましたが、朝日温泉の露天風呂を目指します。雷電温泉から数㎞らしいので、距離だけ見ると、大したことはありません。とりあえず林道に侵入し、進みます。全体的に陽が当たらず暗い林道です。
少し進むと、折れた木が道を塞いでいました。車だと これを撤去しなくてはなりませんが、面倒なので折れた木の脇を迂回します。これは、難なくクリアー。これがあるってことは、当分の間、車は入っていないのでしょうね。
上の方は落ちてますが、朝日温泉の看板。廃業してるんだから、早急に撤去して欲しい!
ここから道を下って行くと、朝日温泉の廃墟があります。
崩壊した朝日温泉の写真は撮りませんでした。それにしても、何なのコレ! 10年以上もこのままにしてるって、山にゴミを捨てたまま放置してるってことでしょ? 自然災害が原因で、こうなったのは分かるけど、それを撤去しないのは不法投棄と同じく犯罪だと思うわ!
自然の中にホテル も キャンプ場も、人工的な施設は一切必要ありません。自然は、自然のままに出来ませんか?
2本の川を渡る必要があるので、サンダルを履いて露天風呂へと向かいます。ちょっとアブが多いけど、誰も居ないので、いつも通りの全裸で入浴です。お湯の温度は、意外にも適温です。やや ぬるめなので、38~39℃くらいかしら?
入浴した瞬間は「快適~♪」と思っていたのですが、さっきまでは数匹だったアブがどんどん増えて、とんでもない数が群がってくるの。多勢に無勢で、あたし一人では到底 太刀打ち不可能です。かと言って、このまま尻尾を巻くのも嫌。こうなったら... 新たに入手した秘密兵器の出番ね♪ ジャジャーン
「湯浴み着~ !!」(←またもドラえもん風にw)
いつも堂々と(?)全裸入浴してるから、そろそろ何とかしなくちゃ! と思っていたの。無料の混浴露天風呂 や 野湯でも、気兼ね無く入浴できるように購入したのよ♪
商品は、前後から伸びてる肩の紐を上で結ぶようになっているけど、あたしは後ろの紐を切って、直接 縫い付けちゃったの。一度 調整したら、そうそう結び直すことはないし、こうすれば解ける心配も無用だからね♪ 細かい部分ですが... 画像ではバスト周りのゴム部分の上に若干のフリル(?)があるんだけど、購入した商品には、そんなの無かった。
お部屋で試着したときは気にならなかったけど... 当たり前だけど、濡れると体のラインが出ちゃうのが 少し恥ずかしい。
...と、書いたら、久美から「体のラインが出るのが恥ずかしいって、誰も見てないんでしょ? 普段は平気で全裸入浴してるのに、湯浴み着で体のラインを気にするって... ひろみの羞恥心の基準が分からん」って言われちゃったよ💦
で... これを着れば、少しはアブの攻撃から身を守れ... ない!
肩とか腕、顔を刺されるー(泣) やーん、足も刺されるー 普通に考えれば当たり前だわ。
全身にアブの攻撃を受ける あたし。とりあえず、お湯に浸かれば回避されるけど、顔 や 頭に群がって来るー
くっそー!(今回、やたらとガラ悪いです) こうなったら、意地でも写真を撮ってやるわよ!
あたしが勝つか、アブの大群が勝つか、勝負してやるわっ !!
逆光になるけど、木漏れ日が差してました。なので スローシンクロで撮影。
岩に あたしの指の影が映ってるのが笑える♪
アブの猛攻に耐えながらも笑顔を見せるよ。プロモデル並みの根性で撮影。
尚、モデル並みなのは根性だけで、スタイルは人並み以下...
いつも自分の事を『美女』と言ってるけれど、自称・美女なので悪しからず(笑)
湯浴み着を着てると、胸を手で隠す必要が無いし、隠し忘れても大丈夫なのが good!
肩まで浸かるとアブの攻撃を避けられるけど、髪の中にまで入り込んで噛まれる。
「痛ててて~、痛いってば!」
背中に水着の日焼け跡が...(笑)
入浴して数分後には、太陽は山に隠れちゃいました。お湯から出るとアブの猛攻を受けるので、こうやって湯舟から出るのは正に命懸けなのよ。
何枚かシャッターを切ったんだけど、アブが写り込んだボツ写真も かなりあったのよ~
あと、腕や肩にアブが止まってるのとか、ね。
アブは専門外なので、全く詳しくないんだけど、ウシアブを始め 4種類くらいが飛び交っているの。アブに噛まれると、とてもじゃないけど痛くて耐えられない。
「もうヤダ! ヤダ! ヤダってーっ !! 痛い、痛い、こっち来んな! このアブめ」
どう奮闘しても、勝ち目はありません。完全敗北です。
そうと決めたら、さっさと撤退あるのみ。夏場は川の中を歩くのも、冷たくて気持ち良い~
湯浴み着を脱ぐと(脱がなくても)、アブの群れが襲ってきます。
「痛ててて~、痛い、痛い、痛い! 痛いって言ってるでしょっ !! こっち来んな、この野郎! コイツ! 4ね! 4ね! やった! 56した !!」
どんどんガラが悪くなりますが、こっちも命懸けなので。(噛まれたくらいでは死なないけど)
もっとも、数匹56した程度では、戦況は全く変わらない。攻撃よりも、防御に徹した方が良いのかしら? 右手にTシャツ・左手にはブラを持ち、ブンブン振り回すも、敵は足元からも攻撃してくるので、意味は無し。
「もう、無理ーっ!」
下着なんて付けてられない! ノーブラのまま最低限の着替えで肌の露出を防ぎ、バイクの元に逃げ戻ります。着いたときはそうでもなかったのに、ここにもアブの大軍勢が大きな羽音を立てて、あたしを迎え撃つ体制でいるのよ(怖) (※どうも、エンジンの熱に集まったみたい)
「お願い、誰か助けて...」
本気でそう思いました。
あたしの人生で、ここまでアブの大群に襲撃されたのは初めてです。
今回のブログタイトル...
『 アブに襲われました 』でした(泣)