数年ぶりに履いてみた ガエルネ ED-PRO art.402 のオフロードブーツが、
経年劣化のためボロボロになっていたのは、こちらのブログで。
あたしの場合、そんな本格的にオフロードを走ることは少なく、ツーリングの際は歩き易いようにライディングシューズを履くことが多いんです。なので、ブーツを新規購入という選択肢はありません!
この ガエルネ ED-PRO、履けないことは無いのですが、あまりにも見た目が悪いので、出来る範囲で修正・修理を試みましょう。
引っ越し後の荷物整理も落ち着いたところで、やっと作業に入ります。
ブーツだけの画像って有る訳無いので、相当昔の画像から探して トリミングしてみました。
ちなみに 2008年のファイルでしたよ♪
赤丸の部分の白い基部が、左右共にボロボロに崩れてしまいました。
それと、右足のシフトガードも完全に崩壊。オフロードブーツって、軟質プラスチック(?)のパーツを多用しているから経年劣化、加水分解、紫外線などでボロボロになることが多いような気がします。早い人なんて10年くらいで、プラスチック部分が崩壊していますからねぇ。
それを考えると、あたしなんて24年間も愛用してきたんだから、大したものだわ♪
とりあえず、縫い目に残ったプラスチック部分と縫い糸を完全に取り除きます。
最下部のバックルは、他の個所と同様に本体に直付けしちゃえ!
という事で、ビスを留める穴を4㎜で開けておきました。
シンガードは幸いにもクラックが入ってる程度なので、エポキシ接着剤でくっ付けておきました。そして、ミンクオイルをたっぷり塗って、そのまま一日放置しておきます。
一日放置と言いながら、実際は数日間も放置してるけどね(笑)
余分なオイルを拭き取り、作業の続きです。
クラックを接着したシンガード。ちょっと力を加えてみると、剥がれてきて接着されていません。この手の軟質プラスチックって、エポキシ系はダメなのかしら?
検索して調べてみると、どうやらポリエチレンやポリプロピレンが接着可能な接着剤を使用する必要があるみたい。そんな訳で、ホームセンターで購入してきた接着剤がこちら。
Pick という機能があるので、使ってみました(笑)
あたしはホームセンターで¥598(税別)で購入したので、ネット購入の方が安いのよねぇ。
(※ 結果として、軟質プラスチック同士は接着されませんでした。シンガード裏の白い部分と軟質プラスチックは接着されるので、見た目は、まぁ 何とかなってますが... )
シンガードを湾曲させると、こんな感じでバキバキになってます(泣)
ここに、ウルトラ多用途SU プレミアムソフト を流して接着しちゃいます。
実用強度を保つのは3時間後と記載があったので、また1日放置。
(何でも一気にやらない あたし)
翌日に、バックルをビス留めしました。
一見簡単そうなのですが、裏のプレートと穴の位置を合わせるのに 相当苦労しました💦
ブーツの裏側って見えないから手探り状態だけど、そんなに困難な作業じゃないはず。
何故、こんなに手間取ったのかしら?
とりあえず、こんな感じで自己修理してみました。
参考までに、ガエルネのブーツは、代理店であるジャペックスでも修理を受け付けています。
ただ、art.402は既にパーツも無いですし、まともに修理しようとすると新品を購入するのと
同じくらいの金額がかかると聞きます。
でも 今回の破損個所って、軟質プラスチックの部分だけなのよね。
実際、バックル部のパーツ(紫色の個所)は硬質プラスチック(?)なので、劣化は皆無だもん。素材を変更してもらえれば、もっともっと長く愛用出来るのに... と 思うよ。