中谷宇吉郎という雪の結晶の研究では世界的な学者がいて、
「雪は天から送られた手紙である」という最も美しい名言を残した。
その雪を生活のなかで見るのももうすぐ。
この数日はタイヤの交換とか、色んな冬仕度で忙しい。
雪が降ってきたから、何もできないとは言えないからね。
下の写真は、函館の西部地区にある三階建てのビル。
毎年この時期に外壁は蔦に絡まった赤い葉で埋め尽くされる。
住人は窓のところだけ光りがあたるようにしているのがわかる。
この光景を愛しているんだろう。
よく見ると色が少しずつ違う。
いつまでも見たくなってしまう。
これも自然からの贈り物かもしれない。
ありがとう。
そしてもう一枚は、昨日朝のウォーキング中にいつも通る小公園の野外卓(テーブル)
の上に見事に綺麗な色の枯葉たちが並べられていた。
まさについさっきまで、秋の妖精が葉を並べて遊んでいたような光景。
わたしが来たので、彼女は木の陰に隠れていたのかもしれない。
今朝またウォーキングしてここに来たら、テーブルの上には一枚の葉もなかった。
昨晩は、突然強い雨が降ったせいもあるだろうけど、
自然からの贈り物を、わたしは見せていただいたのだろう。
わたしたちにとって自然から贈られてくれる愛がいかに大きいのか感じてしまう。
なぜ愛というのか。
この奇跡のような光景を見て、生のエネルギーが蘇生するのを感じるからだろう。
いままでどれほど多くのひとが、元気をもらったのだろう。
自然から苦しいことも与えられるだろう。
とくに真冬になると、凍死したりスリップ事故で多くのひとが命を落とす。
自然は容赦しない。
そして、わたしたちはあらためて、自然のなかで生きていることを教えてもらうのだ。
今日は落穂拾いもした。
一枚一枚の葉から、クシャッと音がした。
彼らも自然に還えろうとしている。
「また、来年必ず逢おうね」という声が聞こえたのは、錯覚だろうか。
愛のなかには、生も死も、喜びも苦しみも全て含まれているのか。
そう、また来年必ず逢おうね。
きっとだよ。

