今日の気温は、最低気温が1度。最高が10度の予報。

 

ウォーキングしているとまだ風が冷たい。

 

回りの山にはまだ雪が残っている。


緑がまだ少ない。


明日は全道的に雪らしい。

 

歩いていてちょっと薄着だったかなと思う。


殆ど花は咲いていない。


良く見るとつくしを見かけた。

 


ああ、ようやく春の気配がし始めてきたんだと思いうれしかった。

 

 

 

本題に入ろう。

 

今回紹介するのは、ツトム・ヤマシタのアルバム「交響詩―空と海」。

 

現在70歳は過ぎたと思う。

 

真の天才とはこのひとだと思う。

 

マルチパーカッションのミュージシャン。

 

イギリスのロックバンドで活躍。

 

日本へ戻って京都の東寺で3年間修行をする。

 

このひとも松岡正剛さんから教えてもらった。

 

ふたりとも京都生まれでもある。

 


日本人の根源の音。そして世界の根源的な音を探求し続けてきた人。

 

音の修行者だと思う。

 

もうひとりの日本人は武満徹だと確信している。

 


最初は、アルバム「天地」「水」「火」を聞いていた。

 

音楽のジャンルは関係ない。彼の音楽だ。

 

それまでのサウンドのある到達点がアルバム「空と海」でもある。

 


わたしが愛するアルバムベストテンに入るだろう。

 

Stomu Yamash'ta, Sea & Sky

 

 

何曲かに分かれているが、それは形だけ、全て繋がっている。

 

50分で1つの作品となっている。壮大な交響曲だ。

 

できれば全て、少なくとも30分ころから聞いてみて欲しい。

 

フルアルバムで聴ける。

 

 

 

 

 

眼を瞑っていると、ある世界―空間のなかにいる。

 

それはとても広い豊かな空間。

 

曲の中に波の音。鐘。

 

鳥のさえずり、様々なシンセサイザー等を駆使した自然の音が聴こえてくる。

 


次第に、どこかで、聞いたことがあるような安らげる日本の調べが流れる。

 


なぜかはわからないけれど、こころが温まってくる。

 

この調べはどこからくるのか。

 

デジャブのような不思議な音。どこにいるのだろうか。


とてもこころが落ち着いてくる。

 

どこか回りにお花畑があるのだろうか。

 

新しい空間に訪れているのかもしれない。

 

そこでは、沢山の蝶が舞っているのだろうか。

 


30分を過ぎたころから、クライマックスまでは自然に涙が溢れてくる。

 

まるで母の胎内に戻ったような、未知の安らぎのメロディ。


音そのものがわたしのからだを少しずつ空中にふんわりと浮かばせてくれる。

 

そのまま、地球を離れて大宇宙まで吸い上げられていくような感覚。

 

なんという<幸福感>だろう。

 


このアルバムで何百回この感覚を味わい、辛いこと、苦しいことを超えさせてくれただろう。

 

許されている感覚。

 

 

恐らく、この幸福感や安らぎは、科学的には幸せホルモンのエンドルフィンが出ているのかも

 

しれない。


ツトム・ヤマシタは、何を表現したかったのか。

 

 

 

 

仏教の修行者としても、大宇宙の真理を表現したかったのかもしれない。

 

ラストでは、理屈などはなにもなく、止めども無く涙が流れ続ける。

 

今も、それは変わらない。

 

偉大なる音楽がここに存在した。

 

これは<慈悲>の音かもしれない。

 

<受容>されている感覚がある。

 


気が向いたら一度は聴いてみて欲しい。

 

あなたのこころの一番深いところまで、<愛>と<慈悲>のこころが届くはずだ。

 

 


宇宙はわたしたちであり、わたしたちは宇宙なのだから。

 

わたしたちは宇宙のなかで生まれ、宇宙に帰る。

 

そして宇宙に愛されているのかもしれない。