ご無沙汰しています。

ここ10日間ほどだろうか。

とても温かくなって晴天が続いた。

例年、桜が満開になるのは、5月5日~10日だと思うけど、

史上2番目という早さであっという間に、桜は満開になった。

葉桜も始まっている。

ここでは、桜の花が開くことで、春が訪れたという感覚がある。

みんな慌てて、花見に出かけた。

五稜郭公園ではジンギスカンパーティをしている人で大変な賑わいだった。

函館公園では、屋台もお客さんで大混雑。


数日前、函館山の中腹にある元町配水場の頂上のいつもの桜に会いに行った。

本当にここも満開だった。

中々この花の満開を見ることは難しい。







災害で弱っていたので、木の柵で覆われていたけれど、それはなくなっていた。

はじめて近づくことができた。

枝は、添え木で支えなければならないものもあるけれど、

弱って切られた枝の代わりのように小さな新しい枝が伸びていた。

もう大丈夫だね。

「うん」という声が聞えたような気がした。

肩にひらひらと桜の花弁が落ちた。

よかった。また、来年来るね。

君に会いに行くことがわたしの生きている証なのだから。

近づいてみると、しっかりした幹だ。






これほど函館市民が満開の花見を満喫できたことはないのではないか。

毎年、ゴールデンウィークの終わりころに五分咲き程度だろうか。

夜桜なんて寒くて出来ないのに、今年はかなり見ることができたと思う。

満開の桜を見上げながら、「美しいなあ」と感じながら歩いている大勢の人たちの

表情が本当に美しかった。

何よりもそれがうれしくてたまらなかった。

葉桜の下のベンチでそんなことを思っていた。

ありがとう。

桜の精よ。