昨日、大腸カメラの検査に行った。
前日の夜に下剤を飲む。

同じ夢を2回みた。これは初めての経験。
内容もほぼ似ている。
検査結果の説明をドクターがわたしにするが、短いため何度も質問をする。
ドクターから、あまりいい結果ではないと説明される。
やはりかなりのストレスを感じていたようだ。
夢は嘘をつかないのかもしれない。

当日午前9時から、腸の洗浄水2リットルを2時間かけて飲む。
ドクターから、ポリープが見つかったら切除しますがいいですかと言われる。
小さな部屋で、5人の患者が一緒に飲み続けるのは異様な雰囲気だ。
これほど飲みにくいものとは、思わなかった。
まるでカビをとるための液体の匂い。
なんとか、11時半に飲み終えて、腸も綺麗になったようだ。

とても緊張していたけれど、
みなさんが応援してくれているんだと思っていた。
じぶんの拳をしっかり握っていた。

12時に突然、検査をしますと看護師に告げられる。
麻酔の鎮静剤を注射される。
すぐに、うとうとし始める。
ドクターがカメラを入れようとしている。
鎮静剤のせいで痛みは感じない。ありがたい。

しばらくして、名前を呼ばれる。
「カメラを見てください」実に鮮明に腸のなかが見える。
ドクターは、「はい、これが憩室ですね。沢山ありますね。
奥のほうとS字結腸にありますね。」
「なるほどこれが憩室か。へこんでいるのがわかる」
「うーん。ポリープもありますね。5ミリから7ミリが2個ですね。」

映像は鮮明だが、いい気持ちがしない。
診断結果が気になるから。

「この憩室とポリープは今すぐ手術しなくてもいいと思うよ。
 憩室もすぐ破れるというわけではない。
 ポリープも良性だし、切らなくてもいいと思うね。」

「はい。検査終わりました。
 麻酔が効いているので1時間ベッドで休んでください。
 その後先生の説明があります。」

一時間後、ドクターから「先ほど説明したように手術するまでには至っていません。
ただし、1年に一度はカメラを行ってください。
大きくなる可能性もありますからね。」

麻酔は、まだ効いていた。
ドクターの説明を聞いて、喜びというより力が抜けていくような感覚があった。
この体でまた開腹手術をしなくていいんだ。助かったという思いだ。

バリウムでは胃に異変があったので、
19日に胃カメラを飲まなければならないけれど、
大分気が楽になったのかも知れない。
そのあと、疲れが出たのか、麻酔のせいか。
死んだように眠りこけてしまったようだ。

みなさんが応援してくれていたから。
みなさんのおかげ。
ありがとう。
心配かけてごめんなさい。
とりあえず、最悪の事態は免れたみたい。
命は繋がっているんだね。

ありがとう。
ほんとうにありがとう。

「どんなにつらくても苦しくても

 生きる方向に矢印を向けなければ人間の生き方じゃない」

              「よせやい」より 吉本隆明