わたしは、書斎という空間が好きだ。
本を読み始めたのは、中学生の頃からだろうか。
高校から大学にかけて、日本・世界の古典は、通っていかなければならない道だと思い、貪るように読んだ。
大学が東京・神田の神保町の近くにあったことが、大きな財産になった。
貧乏学生に、こんなにありがたい町はなかった。
世界一の規模の古本屋街だ。
古本といっても、50円の文庫(この50円の中に人類の英知の結晶が入っているのだ)から、
数十万円もする貴重な本もある。

以前、1か月に30冊を読んだ事があった。これは、挑戦だった。
編集工学研究所の松岡正剛のおかげで、読む本のジャンルが爆発的に広がったせいもある。
理科系は苦手だったが、引き寄せるように教えてくれたからだろう。
これらの本が、今では、わたしの宝物だ。

本だけではなく、絵画やオブジェが、縦横無人に置いてあり、その空間に入るだけで、
目くるめく幻想の世界に入った気持ちになる世界に憧れていくようになった。

それでは、わたしの書斎を紹介しよう。
6畳間の両側の全ての壁と天井まで繋がっている本棚がある。
殆どが本だが、中には、映画のビデオ・DVDライブラリーが200本ほど。CDは100枚ほど。
思想家の吉本隆明と松岡正剛で、200冊か。
脳科学・宇宙物理学・詩集・仏典・聖書・経済学・政治学・写真集・小説等
これらの本を、捨てることは出来ない。

そして、アフリカ・ギリシャ・チベットの仮面や、オブジェ
フランスのアンティークドール・ピエロの人形たち・
工作者時代に松岡正剛が作った、5円玉ほどの真ん中に穴の開いた小説家稲垣足穂の
「人間人形時代」の本が、穴にリボンを通して、天井からぶら下がっている。

わたしが描いたシュルレアリスムの油絵・オルゴール・中世風の地球儀・
古代ローマの彫像・メキシコの彫像
飾っている絵は、パルミジャニーノの「凸面鏡の自画像」(以前日記に書いたね。)

「ルクレティア・ボルジアの肖像」(上の写真だよ。)

それとジーン・ケリーもだ。

宝物の本のひとつは、アンドレ・ブルトンの晩年の歴史的大著「魔術的芸術」だ。
高すぎて悩んだが、買ってしまった。
この本には信じられないほど、貴重な絵があるので、やはり良かったと思っている。

そして、ネットをしているパソコンが、部屋の真ん中にある。

この書斎から、わたしの<告白>であり、
わたしの<考え続けていること>のまとめを日記で書き、
みなさんの日記を読ませていただきながら、

この愛する書斎から、わたしのこころが届いて欲しい。
ともに、こころを温かく、繋げ合っていきたいと思っているんだ・・。