スガシカオのように、ナイーブな感性を持っているヤツはいないと思う。
ナイーブとは、繊細で傷つき安いという意味でもある。 彼の作品を最初に聴いたのは、「愛について」だった。
本物のミュージシャンが、出てきたんだなと思った。

待ちに待ったニューシングル「NOBODY KNOWS」が出た。3曲目の「コンビ二」が大好き!。

<街のはずれ 灯りがひとつ消えました。
 店のおじさんは 夜逃げしたのかな・・ バス亭の名前はどうするんだろう>

この詩がこころに沁み込んで来る。ああ、そうだよな。街がひとまわりやせていく気がするよな。

彼の作品を、聴き続けているけど、決して飽きるという事がない。
私は、彼の感性に惚れこんでいると言っていいんだろうね。
アルバムによっては、彼の作品の苦闘が伺える。
苦しんでいるんだなと思いながら、聴いてしまうこともある。

彼は、ほんとうに、こころの中から生まれてきたものしか、書けないヤツだからだ。
じぶんのこころの中にある真実を。
 
私のベストスリーは、「愛について」「happy birthday」「黄金の月」だ。
彼が作品が作れない期間が長く続いたことがあった。
山に篭って作品を作った事などを聞いて、また彼が好きになった。

スガシカオ 黄金の月 Live version


だって、いまどき、こんな素敵でナイーブな詩を書けるヤツなんかいないと思う。

「月とナイフ」

<ぼくの言葉が足りないのなら  ムネをナイフでさいて えぐり出してもいい>

「愛について」

<ぼくらが もう少し 愛について  うまく話せる時がきたら くらしていこう
 すばらしく すばらしく 毎日が過ぎて  悲しみに出合うときは 涙を流そう
 夜がきて あたたかいスープを飲もう  明日もきっと まだ寒いから>

「真夏の夜のユメ」

<ひとつ・・終わらない悲しみが僕らを包み込んだら  抱き合って朝を待とう 
 いつか・・なおらない傷跡を僕ら許せるのかな?  あの頃と変わらない笑顔で・・・
 もし・・約束のあの場所にたどり着けないとしても  君の手を僕は離さないだろう>

ボクは、みんなのように大きなこころは持ってはいない。
優しく、温かいこころも、大して持ってなどいない。 ボクは、ふつうの人間だ。

ボクは、どうしたら純粋になれるんだろう・・・。