
仕事でトラブルが続き、さすがに、神経が参っていた。
先日、突然思い立って、わたしの<至福の場所>へ行ってきた。
湖畔のレストラン リバージュ

一番良い席に座れた。本当に久しぶりだ。
飲むのは、やはりエスプレッソだ。香りがたまらない。
この場所から、大沼の素晴らしい湖畔が見渡せる最高の場所と言っていいだろう。
BGMは、アルビノーニのアダージョが流れていた。大好きな曲だ。
レストランの前は、湖畔の散策路だ。
目の前を、色々なひとが通り過ぎていく。みんな穏やかな顔をしている。
近くの橋では、ロシア人だろうか、レストランから出て、橋の上で抱き合ってキスをしていた。
それが、とても自然に見える。微笑ましい。笑顔の恋人たちのボートが目の前を通り過ぎていく。
駒ケ岳の山は、悠然としている。 大沼の水の波紋が、良く見える。
まるで、タルコフスキーの映画のように、波紋は幻想的だ。
見ていて飽きる事がない。静かに波紋を眺めている。 同じ波紋がないことに気が付く。
それらを、この素敵な雰囲気のレストラン・カフェで、
窓から見えるそれぞれの美しい姿を、何もせず時間を忘れて眺めている。
何も考えていないようで考えている。
いや、頬杖をついて、外を眺めながら物思いに耽っているのだろう。
わたしは、そんな雰囲気が大好きなんだ。
なにもしないこと。こういうときも大切だと思う。
<無為自然>に近づきたい。老子のように。
自然を眺めているだけで、こころのなかに、何かが満たされてくるのを感じていた。
これらのものを与えてくれるこの空間が、わたしの<至福の場所>なのかも知れない