何よりも、頭にくるのは旦那だ
二人で話し合った結果、別居が理想だと結論が出ていたのにもかかわらず
自分の都合のいい方へと傾く。
本当に私を大切に思ってくれているのであれば
私のやりたいようにさせてやってくれと頼むのが筋ではないのか?
ともかく、人のズルさはこういう時にあからさまに露呈する。
もううんざりだ。
私が長期に渡って考えてきた事を、根耳に水だったと言う。
ひとつ屋根の下で暮らしてきて、彼は私の何をみて過ごしていたのだろう。
そして私の結果を意のままにするため思いついた「嘘」
私以外の人が寝耳に水というのであれば、
ではこれで全員に、一度は私の意志が耳に入っただろう。
一度はやりなおしてみる
これが、私の嘘。
やりなおせるくらいなら、こんなややこしい事をしたりしない。
やり直す気など毛頭ない。
ただ、これで寝耳に水だと言っていた人達に
「やっぱりだめでした」と言い訳できる。最初からそう言う為の「やりなおしてみる」だ。
そして二、三ヶ月後にやっぱり駄目だったと言えるように
できるだけ頑張った様子を見せつけるのだ。
そんな事をしたって、私の気持ちは梃子でも動かない。
別居が二、三ヶ月延びるだけのこと。
その間に物件を探し、少しでも節約してお金を貯める。
その時が来たら、私は勘当されても娘と二人暮らしを始めるだろう。
その為にも、いろんな準備が必要だ。
少なくとも、αという存在がいることを知られてることだけは避けなければ。
計画がすべて水の泡と化してしまう。
そして、計画通りに事を進められた私は、
物件を探し始めた。
明るい未来のために。