我家には2匹のボーダーコリー(BC)がいます。
長女犬は11才のダコタ。フリースビーが得意。
次女犬は9か月のデイジー。K9フリースタイルプレーヤー(ドックダンス)候補生ととして
特訓中。
ボーダーコリー(BC)は日本ではどれくらい人気度があるのでしょうか?
私は日本にいるときはBCについてまったく知識なんてありませんでした。
白黒の毛がふわふわのかわいい犬。・・・・くらいの知識。名前は知っていましたが。
彼らが牧羊犬で、知能指数は全犬種でナンバーワン!なんて知りませんでした。
アメリカでBCと暮らして、いろいろなことが分かってくるうちに、
BCの背景を理解しないと我家の犬を理解できないのでは?と感じました。
今まで飼った犬と明らかに何かが違うことはすぐにわかりました。
物事へのこだわり、あきれるほどの集中力と忍耐力。一度何かを始めたらどんなに疲れても
止めない。いつも何かの指示を待っている。指示をださないとストレスが溜まるらしい。
働くことが喜びでなまけものではない。動くものへの執着心。プライドも高い。
確かに頭は良いが、悪いこともすぐに覚える。家庭犬としてはかなり面倒なことにもなりうる・・・とすぐに感じました。
デイジーは生後2か月で我家に来ました。我家に来て1週間はまるで天使のような静かな子。
が、生活になれ自信をつけるともうじっとなんてしていない。興奮を押さえ、飼い主の指示を
きちんと受け入れ、先輩犬に歯向かわせないというところから始まった。
そして運動神経の良さもすぐに分かった。4か月くらいになると、他の4か月の仔犬たちと
その運動能力の差が広がり、近所のお友達(4か月の仔犬たち)と遊ぶ時もなんか楽しそうでない。
仔犬クラスに通っていた。クラスメイトにはドーベルマン、ラブラードル、コーギー、その他ミックスの比較的大きな仔犬などがいた。
体が一番小さなデイジーは、ドックインストラクターの指示で、大きめの犬と遊ばせてもらえず
コーギーがプレイメイトとして指示された。
が、残念ながらコーギーは俊足でない。おとなしめなコーギーちゃんだったので、デイジーは
不満足でその子を馬鹿にしはじめてしまったのだ。
するとそんな扱いにくい子はあまり評判がよろしくない。。かといって怪我など考慮して、大型の仔犬とは遊ばせてもらえない。
どうにかして他の仔犬と交わる機会をと思い、近所のペットショップのフリーパピープレーに
連れて行った。囲いのある室内のせまい場所。、デイジーの運動能力はそんな狭い囲いの中では満たされなかった。
囲いをジャンプで乗り越え、ペットショップ中を走り回るという失態となった。
お店からは、もう来ないでくれ・・・・みたいな雰囲気。
この時、デイジーは問題犬?と感じてしまったが、自分のやり方に何か間違いがあると
感じ始めた。インストラクターが手に負えないなら、私が彼女を良い方向に導くと誓った。
夫もこの話を笑い、「ボーダーコリーパピーに制限を与えるのは無謀だよ。
小さな場所で遊べ・・だの。静かな仔犬と遊べ・・・だの。それはドックトレーナーが
BCを理解していないのかもね。」とさらりと夫は言った。
そんなことがあり、私はこの日からガラリとデイジーへのアプローチを変えた。
ダメだ。やるな!という「NO」というアプローチを減らし、
よくできた!と言える環境下に彼女を持っていく。
制限をあたえるのではなく、自由を与え、その自由の中でやって良いことと悪いことを
自分で考えさせるようにした。
何か問題が生じても、完璧な犬を求めるのではなく
アンダーコントロールであればよいと考えるようにした。
すると、あきらかに変わった。
ボーダーコリー特有の自分で判断するという機会を与え、いつも良い判断ができるように
デイジーを導いた。
自分で考えることがあなたの仕事よ・・・と彼女に心身共にたくさんの仕事を与えるようにした。
犬のトレーニング方法の情報は本当にたくさんある。
もしかして正解・不正解なんてないのではないだろうか?という考えにいたった。
自分の犬をよく観察し、犬種の持つ特徴や背景をしっかり理解した上で
ベストな道を見つける。納得ができたなら自信をもって取り組んでみる。
犬に何かを守らせるのではなく、飼い主が犬をしっかり守ってあげる。
何も怖がらなくてもいいよ〜。しっかり冒険しなさい。
という気持ちで毎日、デイジーのトレーニングを楽しんでいます。