もうすぐ楽しいクリスマス。

ダコタとデイジーもクリスマスツリーやリースを飾ってもらいました。

この二人組今日は何をしているかというと、

母さん(私)が前庭をお手入れしているのを、じっと見守っているのです。

 

もうすぐ日本から家族が遊びに来るので、母さんは一生懸命家をそうじ。

時々 二人組とも遊べないときがありました。

 

ダコタは、日本の家族に会ったことがあるけれど、デイジーははじめて。

日本のみんな待っています。

ダコタもデイジーもきっと素敵なホストになることでしょう。

 

(大きい方がダコタ。小さい方がデイジー)

アメリカでボーダーコリーを育てています。

長女犬ダコタ12才は今日も優等生。何があっても動じません。

次女犬デージー1才は今日も元気。最近やっていなかった、K9フリースタイル(ドックダンス)の練習を再開したところです。

 

今年の私は、「動物を知る。犬を知る。犬種を知る。自分の犬を知る。」

こんなことを毎日感じながら過ごしてきました。

 

今日は、犬種を知る・・・・ということを書いてみたいと思いました。

ボーダーコリーは日本ではどれくらい家庭犬として存在しているのでしょうか?

私が住んでいる場所では、珍しい。というのもここは牧羊地帯ではないからです。

もちろん、農村地帯に行けば、ファームドックとしてボーダーコリーは仕事をする犬として

大活躍です。

 

犬種を知ることは、その犬の長所を伸ばすためにとても大切。

犬は、人間の生活をある意味助けてくれることを目的としていろいろな犬種が存在します。

狩猟犬なら、何でも人間のところに持ってくるというのが得意だし、獲物がここにいるよ〜と

伝えないといけないから、もちろんよく吠える子が多いです。

牧羊犬なら、広い牧場が一番彼らにあった場所。都会のようないろいろな刺激に

順応するのは苦手。

こんなふうに、犬種によって、得て不得てがあって当然。

 

しかしながら、たくさんの犬が一度に集まるドックスクールでは、あまりこういった犬の個性は

重視されないような印象を持ちました。

これは仕方のないことです。個性重視ではクラスは進行しません。

時に自分の犬を集団の中で無理させないといけないことも発生するしてしまいます。

まあ、無理させる程度ですめば良いのですが、全然理にかなっていないこともしてしまうのかもしれません。

 

私が、こんな風に今改めて思うのは、ドックスークールで、自分の犬(デイジー)の個性は

もちろん重視されず、逆にその個性は問題犬として扱われてしまったような気がするからです。

 

こんなふうな気持ちで、一応集団のドックスクールのカリキュラムは全て終えたのですが、

デイジーの精神面を成長させることはできませんでした。

その後に、今 私たちを支えてくれている素晴らしいドックトレーナのベン先生に出会いました。

一番の大きな違いは、「ご褒美のおやつ」についてです。

ベン先生はほとんどおやつを使いません。

おやつをあげてトレーニングすることは、犬のモチベーションを高めるので合理的だと

思います。

特に、我家のデイジーのような食いしん坊な子には、もってこい。おやつのためならなんでも

やるので、仔犬時代には、スパスパ物事を覚え、芸事もどんどんやりこなしました。

こんな風に何かを導入する方法としてはおやつを使ってのトレーニングは効果的です。

 

しかしながら、犬がある程度物事を覚えたら、もうおやつは使うべきではないと

今しみじみ思います。

 

さてこれをボーダーコリーに絞って考えてみました。

ボーダーコリーは、仕事が大好き。典型的なボーダーコリー気質を多く持っている子は

働くことが喜び。何が任務が与えらたらそのこと自体がその子の幸せで、もうおやつなんて

あげなくても大丈夫。ハンドラーの指示に従い、任務を遂行する責任感が遺伝子に組み込まれえいると理解すると良いのかもしれません。

ある程度物事を覚えた子は、ハンドラーのためにきちんと働きます。ハンドラーがリーダーでありリーダーの指示に応えることに大きな意味があるのです。

 

これを牧羊犬として働くボーダーコリーに置き換えるとさらに分かりやすいです。

優秀な牧羊犬たちに、「はい、よくできました。おやつだよ!」なんていう扱いをするシェパード(羊飼い)はいないでしょう。犬がリーダーに尽くすという気持ちをおやつですり替える必要なんてないからです。

これは、玩具とか大げさな上辺だけの言葉でほめちぎるという報酬でも同じだと考えます。

 

シェパードはけして必要以上の大声で、ボーダーコリー達をフィールドで褒めたたえることは

しないのでしょう。能力の高いボーダーコリーになればなるほど、報酬なんて必要がなく、

仕事を与えられこと自体が彼らの喜びなのです。

 

こんな風にボーダーコリーを理解できたときから、

ドックスクールでの、シット(座れ)-トリート(ご褒美)などという訓練方法をいつまでも

続けるパターンが嫌になりました。

初級クラスではなく上級クラスでどう人間の指示に従うかを分かっている犬たちに

対して無礼ではないか・・・と違和感がありました。

 

さらに、デイジーが興奮しないで静かにしていたら、横からトレーナーさんが良い行動だから

早くおやつをあげなさい(報酬をあげよ)と指導してきました。

まあ、トレーナーさんの指示だから・・と思い、デイジーにおやつをあげたら、おやつが嬉しすぎてそこから興奮がはじまりました。やっぱりこうなったか・・・・と思ったものです。

つまり、こういうことばかりしていると、ボーダーコリーの責任感なんて育てられないし、誇り高き犬の使命感すら踏みにじってしまう結果になるのだと思います。

 

その日から、私はトレーナーさんにあまり良い印象がないまま、ドックスクールに通いました。

最後にはおやつばかりをあげるパターンを横で見ながら、私とデイジーは独自の方法でクラスに参加してしまいました。そんな二人の世界も悪くないよね・・・・とか感じながら。

 

 

トレーナーさんだって人間だから、何か間違いをする・・・・と時々立ち止まる癖をつけました。

そして、ベン先生に出会うことができました。

ベン先生の犬のアプローチは私が初めて100%納得できる方法です。

やっとデイジーの直のハンドラーとして、良い指導者に巡り合えました。時間がかかってごめんね・・・・とデイジー。

 

自分の指定された場所で長い長い「place =指示された場所にいなさい」に応じるデイジー。

1時間以上しっかりそこにいます。寝てしまってもかまいません。おやつなんてあげなくても

それが自分のやるべきことと分かっているから、できるのです。

これH

1歳になったデイジーを振り返るBLOGを先週UPさせていただきました。

メールをくださった方々、そして、コメントを書いてくださった花ちゃんとCOCOちゃんの

お母さんありがとうございました。

ボーダーコリーと暮らす方々と、いろいろな経験や思いをシェアーできるのはとても嬉しく、

私自身も勉強になります。

 

今年の2月(10か月ほど前)に次女犬デイジーが我家にやってきました。

生後2か月のデイジーは、天使ちゃんのように静かな仔犬でした。

が、日々ボーダーコリー街道をまい進。長女犬ダコタ(12才)に追いつけとばかり、なんでもこなす。そのスピードに毎日驚いて今日に至りました。

 

さて、ボーダーコリーと生活していると多くの方が感じる、そのハイパーアクティブさと

すぐ興奮する性格。これがコントロールできないと当然人間との生活も難しくなり、

しまいには犬がリーダーシップをとるようになることも。こうなれば、アグレッシブな犬になってしまう確率も高くなることでしょう。

 

今年の学びは、「動物を知る、犬を知る、犬種を知る、そして自分の犬を知る」ことの大切さ!

犬は人間と生活する道をたどってくれました。人間がパックリーダーとなることは

家庭犬を育てるうえで、とても大切なことだと思います。

さらに、自分の犬の血統が分かっているなら、その犬種についてしっかり勉強することが

ベストなアプローチの第一歩だと思います。今年は、本当にたくさんのボーダーコリーの

文献を読んだなあ。一番勉強になったのはイギリスの文献でした。

 

先日私が経験したことを本日は書いてみたいと思います。ボーダーコリーを育てている方は

おそらく共感してくださると思ったからです。

 

先日、デイジーの姉妹犬(仮名エル)が我家に遊びにきました。デイジーとエルは同時に生まれ、ケンタッキー州から私の住んでいる州まで、飛行機で共にやってきました。

とても仲良しな二人です。

が、この飼い主さん(仮名ベルさん)は自分の犬エルに対して、ものすごくテンションが高いのです。ハイトーンボイス。オーバーリアクション。あげくのはてに、何か悪いことをした時は

大きな声でノーノーノー。

当然エルも全然落ち着きのない犬でした。

私が完璧にさけている方法での犬への接し方。もちろん、デイジーもそのテンションの高さで

いつもとは違う精神状態。とまどっているのがすぐわかりました。ダコタも少し困惑と興奮。

でも12才のダコタは、どんなふうに振る舞うのが自分を落ち着かさえるか知っているので、

冷静に対処していました。

 

ベルさんはとても素敵な女性です。友人として大好きな人。が、ベルさんのテンションの高さが我犬たちにとても悪影響を今日は与えているな・・・・と感じました。

そこで、飼い主として勇気をもって介入しました。遠回しにです。。

「ダコタは社会経験が豊富だから、自分を落ち着かせることが自分でできるけれど、

デイジーは、今訓練中で、興奮させない時間を多く与え、その中で自分で考える力を

養わせている。その力がついたとき、飼い主の私とは違うエネルギーを持った人に

落ち着いて対応できるようになるので、少しだけ静かな時間を犬たちに与えてほしい」

こんなふうにお伝えしました。

ベルさんはすぐに理解してくれました。

 

私がこんなことをお願いしたのは、犬にとって、そのすべての経験が犬を作り上げていくからです。人間とくらべ時間のスピードが速い犬にとって、その日1日の経験が、我々にとっての

1週間分になることもあります。とくに若い犬(とくに2才以下)は、毎日の経験の中で

飼い主がとう介入し、どんな経験を与えるかが、その子を作り上げていきます。

まあ、今日くらいはいいか・・・・と私は思いたくないのです。

 

犬はいつも飼い主を見ています。飼い主が守ってくれない、指示してくれない、

環境を整えてくれないと思ったら、自己判断するしかありません。

その自己判断は当然彼らの本能に基づいたものなので、人間にとって不都合な判断結果となることが多々です。そして、犬にとっては当然の判断が人間にとっては不都合なので、

人間は怒ります。たいていは、大きな声でノーノーノーと叫びます。

でも犬はなぜ叱られているかわからないのです。その結果おこってしまうことは

ただ興奮型の脳を作り上げていくことだけだったりします。

 

長く書きましたが、こんなことが多くの家庭の中で起こっていることのような気がします。

私もデイジーが一番わんぱくだったころ(んーー多分9か月〜10か月頃?)はこんなこと

してしまっていました。

 

長くなってしまったので、続きは次回に・・・

ボーダーコリーにスポットを当てた考えを書いてみます。

 

追記カナヘイハート デイジーの散歩風景(昨日)

毎朝のお散歩で自分の物は自分のバックパックに入れて自分で持たせます。

デイジーにとっては、大切な仕事。

仕事をすることは、デイジーの中の自信や責任感を養うことも。

もちろん、きちんと仕事をしたらポケットに入っているビスケットが報酬として

あげます。落ち着いた顔になってきたなあ。

1歳

 

アメリカで2匹のボーダーコリーを育てています。

長女犬ダコタは12才。優秀なボーダーコリーです。今も現役フリスビープレーヤー。

次女犬デイジーはもうすぐ満1才。デイジーは2か月から我家で暮らしています。私にとっては

初めてパピー時代から関わることになったボーダーコリーです。

 

デイジーを振り返るブログその③です。(もしよかったら①と②も(読んでくださいませラブラブ

生後4か月くらいから、私が気になっていたデイジーの行動が2つありました。

他の犬に対してあまりフレンドリーでない(他の犬たちとの社会性の低さ)

と誰か近づいてくる人がいるとその人にジャンプしてしまう。そこに恐怖心が入っている時は

ジャンプを飛び越しキックまでする。(興奮コントロールができない)

 

月数と共に、問題行動が消えるかな?と思ったのですが、悪化傾向。

そんなときに出会ったのが、今お世話になっている大好きな大好きな!ベン先生という

男のトレーナーさんです。

 

このトレーナーさんのデイジーに対するアプローチは今まで出会ってきたトレーナーさん

とはまるで反対でした。

始めての心から信頼できるトレーナーさんです。

 

ベン先生は、デイジーを観察し瞬時にこう言いました。

「この子に必要なのは、静かにしている時間を仕事として与えること。」

 

こんな簡単なことを私はやっていなかったのです。

 

いつも さあ、フリスビー!ボール遊び!走れ走れ!と「動」の仕事ばかり与えてきた私。

完璧にこなす自分の犬を見ていて、あまり疑問に思いませんでした。

「静かにする」、指示の言葉はplaceとなります。

このplaceというコマンドが与えられたときは、指定された場所に行き、

じっと静かにしていること。「stay」よりもさらに、じっとしていることが要求される言葉です。

指定された場所で1時間でも2時間でも動かずにいること。寝てしまってもかまいません。

「place」の時間は、たとえ食べ物が目の前にあろうが、人や犬が来ようが、同居犬ダコタに

ちょっかいをだされようが、その場所で静かにしていることが仕事です。

 

この指示にきちんとデイジーが応じられるようになってから、

デイジーはみるみる変わりました。

まず、他の犬に対して友好的になりました。挨拶を受け入れ、きちんと遊ぶこともできます。

そしてジャンプもしなくなり、性格がとても落ち着きました。

興奮してもすぐに、その興奮を解くこともでき、他人がアプローチしてきても静かに私の横で

待てるようになりました。頭をなでられても全然平気です。

これらのことはデイジーにとって難しいことでした。なぜなら、すべてが興奮を誘発する因子としてデイジーの脳の中にインプットされていたからです。

 

place「静かに指定された場所でじっとしている。」ことは、彼女の興奮型脳を修正し

自己コントロールできる精神を培ったのでしょう。

 

このことを学べたことは どんなふうに個々の犬にアプローチすることが大切なのかと

私の開眼にもなりました。このことの詳細はまた後程書かせてください。

 

12月12日、今日はデイジーの誕生日です。一才になりました。

私の大好きな大切なデイジー。これからも彼女をしっかりとした人間社会に適応した

犬として導いていきたいと心から思っています。

そしてダコタのように、精神的に落ち着いた強いボーダーコリーになってほしいと

思っています。

アメリカで2匹のボーダーコリーを育てています。

長女犬ダコタは12才。優秀なボーダーコリーです。今も現役フリスビープレーヤー。

次女犬デイジーはもうすぐ満1才。デイジーは2か月から我家で暮らしています。私にとっては

初めてパピー時代から関わることになったボーダーコリーです。

 

デイジーを振り返るブログその②です。(もしよかったら①も読んでくださいませラブラブ

我家に来た時のパピーデイジー。ぬいぐみるのような子でした。

デイジーを一生懸命育てているうちにあっという間に1年が経とうとしています。

4か月くらいから気になることがありました。

それは、

①他の犬と仲良くできない。(他の犬に対する社会性)

②人に対してジャンプしてしまう。(興奮、喜び、恐れの現れ)

デイジーの2つの問題が、他の問題行動につながっていくのです。

社会性の未発達、異常な興奮、抑えきれない喜び、恐怖心は時に攻撃的な行動に

移行します。

 

9か月になったころ、さらに上のスキルを目指しドックスクールに通いました。が!!

ドックスクールに行くとこの2つの問題が顕著に表れ、クラスメートの他の犬を異常に気にしてしまい、

にらんだり、ジャンプしようとしたり、もう私はハラハラで、ちっともドックスクールを楽しめない。こういう子はだまっていても、目立ちますからトレーナーさんも警戒モード。

 

警戒しているトレーナーさんに対してジャンプ攻撃。止まらない止まらない・・・

時にジャンプしすぎて、キックもしてました。今考えると恐ろしい・・・・・

もう最悪なエネルギーでもって、クラスに参加していることは分かりました。

が、果たされる課題(基本的なobedience)はクラスで一番状態でできるから、

退学扱いはされない。っというか、デイジーはトレーナーさんと仲良くしてもらえないので、

勝手にもうマスターしていることをやっているという状態でした。

 

プラス・・・こういう環境下で変に気の強い私も、簡単に引き下がらない。

「完璧な犬でないから、ドックスクールに来ているのだから、このくらいでびびるな」という

気持ちで、どうどうとクラスにいました。(犬も犬なら、飼い主も飼い主!?)

ありがたいことに、トレーナーさんよりクラスに参加している飼い主さんの方がデイジー(ボーダーコリー)に理解があり、

「時にボーダーコリーはクラスで一番の問題犬だったりするんだよねえ。。。でも

必ず仕上げは一番になるのもボーダーコリーだったりする。」

こういう言葉をいつもかけてくれたのです。今思い出しても泣けます。

 

確かに問題犬だったデイジー。

問題犬だった・・・と過去形を使えるのは、

今はその問題を解決できたからです。

 

ジャンプも、キックもしません。

きちんと私の横にいつもいます。

時に興奮しても、5秒で沈静化させられます。

そして、あんなに他の犬と仲良くするのが苦手だった子が

今は、上手に遊ぶことができるし。にらみつけることもなくなりました。

他にも、掃除機にとびかかったり、

動く車に反応したり、

突然目の前に現れる、猫・リスなどといったものを追いかけたり、

ボーダーコリーがよく起こすような望ましくない行動は皆無になりました。

 

あるトレーナーさんとの出会いにより、劇的に変わりました。

私とデイジーの内面を変えたのは、

①長い長いstay(待て)の実施。

②犬のリーダーとしての役割を徹底する。

この2つがキーとなり、様々なことが解決されていったのです。

 

それはまるで、大きな氷が溶けていくように、自然な流れでした。

(続く)