我家のボーダーコリー2匹は今日も元気です。

牧羊犬クラスのあと、どんなふうに、プロの牧羊犬を農家の人は育てるのかなーなんて

疑問に思いました。

 

本物の牧羊犬として働くボーダーコリーの動きを牧羊犬クラスで見たのですが、

美しい動き。ハンドラーの言葉通りにピタピタ動く。と同時に羊の動きって予測がつかないから

人間では指示しきれない部分は、きちんと犬が動きに合わせてまとめ上げているのです。

本当に本当にすごい働く犬たちです。

 

スポーツとしてSHEEP HERDINGをやるさいに、まず完璧に覚えさせる犬の動きがあります。

想像つきますか〜?

正解はハンドラーが待てと言ったら待つ。

待たせるためには、全速力で走っている犬や、強烈に集中して犬をHERDINGしている犬を

すぐに静止させないといけません。これはビギナーにとっては高い関門かもしれませんね。

 

ハンドラーの多くが「LIE DOWN」」 「DOWN」 日本語訳だと「伏せ」

という言葉を使うそうです。

この号令がかけられたら、犬はその場に伏せをし全然動きません。

 

さて、本格牧羊犬クラスにもうすぐデビューするデイジー。

羊を追いかけている間はLIE DOWNと号令をかけても

ぜんぜん耳には届きません。

まあ、これは訓練でそのうち変わるでしょう。

興奮マックスから興奮を完全停止させる。

デイジーが一番苦手としていること。でも必ずできると信じています。

 

こんなふうに、牧羊犬にかける号令はたくさんあります。

知っている範囲では15個くらい今あがります。

時計回りに回れ、反時計回りに回れ、羊をこちらに連れてこい。噛め!なんていうのもあります。

こういった言葉を当然犬は理解しているわけです。

 

一体犬っていくつくらい単語を覚えることができるのかなあ?なんて考えてみました。

ダコタだってデイジーだってたくさんの単語を理解しています。間違えることなく

応答します。

これに加えデイジーは、K9フリースタイル(ドックダンス)も教えているので、ダコタの知らない単語をもっともっと知っていてこれもほぼ間違えることなく応答できます。

 

また物の名前だって2匹ともたくさん理解しているようです。

見の周りのものでは、ボール、フリスビー、トーイ(玩具)、ボックスなどがあがります。

ダコタもデイジーも教えなくても、毎日使っていると勝手に覚えています。

 

イギリスのボーダーコリーで、ものすごい多量のぬいぐるみ(数は忘れました。でも数百個以上のレベルと記憶しています)の名前を全て覚えて確実に持ってくる子がサイエンスチャンネルで取り上げられていて、とてもすごいと思いました。

YOUTUBEで CHASER、BORDER COLLIEと検索すると見ることができますよ!

これは犬の知能のものすごさを実感できるので、機会がありましたら見てみてください。

 

自分の犬が理解する単語数を改めて考えていると、意外とすごい単語数になりませんか?

    

土曜日、我家のボーダーコリー二人組を連れて、牧羊犬クラスに行ってきました。

(ダコタは受講をしないので、ただのお供です。)

 

本格的なクラス受講の前に、適正があるか否かのテストを受けないといけません。

HEDING INSTINCT TESTというものを受けます。

HERDINGというのは、まあ動物を追い込むという意味で、

その資質を見るためのテストということになります。

デイジーは無事このテストをパスして、本格的な牧羊犬クラスに進める許可がおりました。

 

どんなテストが課されるかというと

羊3匹がいる、囲いに自分の犬と入り、犬の反応を見ます。

第1テストは、訂正や指導を入れず、犬と羊が対面します。

第2テストは、ハンドラーが訂正や指導を犬に課した上で、犬は羊追いをします。

 

第1テストでは、大体犬は羊に興味深々で、羊を追いかけます。

ただここで、審査する人が見たいのは、犬が自ら円を描くような動きをしながら

羊を追いこむような動きをするかという部分です。

ただ追いかけるのではHERDINGにはなりません。

また、吠え続けたり、羊が怖くて動けなくなる子もいます。

 

第2テストは、ハンドラーの訂正や指導を受け入れながらHERDINGできるかというのを

審査されます。ハンドラーの動きはまるで無視で羊を追いかけまくってしまうのは理想的ではありません。修正をかける時に、独特なスティックを使うのですが、これにしっかり反応できる犬が理想的な牧羊犬の素質を持っているとのことです。

 

そしてやはりこれらの項目をすぐにこなせてしまうのがボーダーコリーと

農場の方は言っていました。

 

デイジーはきっと素晴らしい動きをするだろうと実は自信がありました。

と同時に、案外羊との遭遇に得意の興奮モードがマックスになりとんでもないことに

なるのでは・・・と少し心配していました。

まあ、興奮モードマックスでとんでもない結果になるなんてのは、デイジーが赤ちゃんの頃には経験済み。

なんでもござれ〜という気持ちでワクワク農場に向かいました。

 

デイジーは羊を目の前にしたとたん、

「私このお仕事したかったのよ〜」とでもいうように、

グルグル円を描き、羊を追う追う・・・ついでに、私はハンドラーとしての動きを

わかっていないので、羊+私のことまで追っていました。(笑)

吠えかかることも、羊を傷つけることもなく。

私と夫はとても感動しました。

 

農場の人には、ハンドラーまで追われてると笑われました。

テストの結果は、パス。

コメント欄にはEASY TO WORK (指導が簡単な犬)

なんて信じられないコメントが光っていました笑い泣き

ドックスクールに行くたびに指導しきれぬトレーナーさん達は苦笑い。

(過去のBLOGにもこのあたりは書かせていただきましたねえ。私はこういったドックスクールでの評価にまあ、少しは悲しい気持ちになりつつ、おかしく笑っていました。うちの子強烈だわと。このあたりから、デイジーとまじめに付き合うようになりました。)

 

こんな感じに、羊と対面させてテストは始まります。

右側に移っている白黒ちゃんがデイジー。

羊の左側に見える人間が私。

右側に見える人間が指導してくれるリー(仮名)さん。

 

羊追いってすごく楽しい〜。

楽しい後は、体をクールダウンさせために、プールがあります。

気持ちよくクールダウン中。

この農場大好き。最近めっきり落ち着いてきたデイジー。

 

家に帰る支度をしていたら、リーさんが来て、デイジーとうちのボーダーコリーを

遊ばせてみてと言ってくれました。

ボーダーコリーは3匹くらいなのかなーと思っていたら、

わんさかわんさかボーダーコリーがたくさん出てくる。

全部でのこの農場には12匹のボーダーコリーがいるのでありました。

みんな似ていてどれがデイジーが分からなくなりました。写真の左側部分で

おしりを向けて走っているのがデイジー。

 

デイジーも仲間の犬に囲まれ、困惑しながらも楽しそうに走り回りました。

そして、私も最高に楽しかったです。ボーダーコリーが大好きだわ〜。

デイジーが私の生活に来てから、いろいろなことがあったなあ。

そんな中で昨日の体験がベストなものになりました。

 

最後に、

犬は全部性格が異なります。個性を持って生まれてきます。

我々人間は、

人間にとって都合の良い子を良い犬

都合の悪い子を悪い犬としてしまう傾向にあります。

が、悪い犬なんていないのではないでしょうか。

 

幸いに、犬は人間と生きることを喜んで選んでくれます。

指導を嫌がることもなく、きちんと順応していく力をもっています。

その子がどんな風に物事を学んでいくのがベストなのかを見極め、

環境を整える。これが我々ができる最大のプレゼントなのかもしれません。

運動の好きな子には運動ができる環境を。

人間が大好きな子には、たくさんの人間にアプローチできる環境を。

 

デイジーは、人工的な場所で、ルール遵守で行う訓練をなめまくります。

そのことが分かった日から、自分が考えていたドックトレーニングを全てひっくり返しました。

また、甘やかすことや、一貫性のないアプローチなんていうのも絶対許されない犬だというのも分かりました。

もしデイジーがもっとゆるーい子だったら、こんなふうに牧羊犬クラスに連れていくなんて

アイデアは浮かばなかったと思います。

でもデイジーのおかげで、私も犬と真剣に向かい合い、広い広い農場で

走り回る夢もかない、デイジーとの出会いは必然だったのかなあーなんて考えています。

 

ハッピーフライデー!!

今日も我家のボーダーコリー二人組は元気。

朝なんか静かだなーと思ったら、ふたりは何か相談中でした。

なんだろー何を話しているのだろーととても気になりました。

でも犬同士が何か大切なコミニケーションを取っているときは、

私は離れることにしています。

デイジー(1才)はダコタ(12才)に何か教えてもらったのかなあ?

 

昨日のBLOGに書いたデイジーのボーイフレンド公開!

年下の男の子かと思っていたら、15か月でデイジーは14か月なのでほぼ同じ年でした。

とてもハンサムなオーストラリアンシェパードのスリップ君といいます。

せっかく2ショットの写真をとってあげようと思ったら、相変わらずデイジーはワサワサと動きまわっていて、こんな2ショットにしかなりませんでした。

向こう側にかろうじて映ってる白黒がデイジーであります。なんだこりゃー。

ああ、本当にハンサムなスリップ君。おまけに性格も良い子であります。

 

15か月とは思えない、落ち着き方。

同じ牧羊犬グループの犬。この子はデイジーと年齢が同じなわけだから、もっとはじけていても疑問ではありません。

 

スリップ君のオーナーさんは、性格がとてもおだやかな男の人です。

デイジーを見て、すごいはじけている女の子だねえ・・・・と言われた。はい、そのとおりです。

 

スリップ君とダコタはなんだか性格も外見の雰囲気も似ている感じがしました。

 

ダコタは若いころは、デイジーよりエネルギッシュなボーダーコリーでした。

が、興奮が高まりすぎたり、変に周囲に影響されるということはない落ち着いた犬でもあったとのことです。また基本的に彼女の関心は、飼い主なので、それ以外のものに

影響されずらい、、ハイパーでも扱いやすい犬なのでしょう。

 

そしてこのスリップ君。オーナーさんも同じこと言っていました。エネルギッシュだけれど

あまり周囲に関心がなく影響されない。競争心などもないので、とても扱いやすい子だと

言っていました。

 

デイジーはちょっと違うキャラクターです。

いつも周囲のことに関心が大。すぐに周囲の環境に影響されるので、いかに興奮させないかということがとても大切な犬です。

 

こんなふうに、犬はみんな性格が違う。天然に扱いやすい子もいれば、その逆もあるわけです。

牧羊犬というと、エネルギッシュで、機敏で、かしこくて・・・・などそういう感じの

イメージですが、ひとつにまとめることはできません。

だからアプローチの仕方も、その子の性格に合わせたものでないとお互いストレスになるのでしょう。

 

ダコタのような子は、飼い主がいつも心の中心なので、とても教えるのが楽なのかもしれません。

一方デイジーは、能力は高いけれど、周囲の環境に左右されやすいので、この子には

しっかり指示に従える能力を植え込まなければいけません。

 

デイジーの良い所はなんにでも関心があるので、新しいことを覚えるのもとても速い。

一方ダコタは、関心度が低い分、新しいことが苦手だったりします。

 

犬同士を比較する必要なんてない。こんなあたりまえのことをスリップ君と出会って改めて感じました。

指示が入りやすい子もいればその逆も。

フレンドリーな子がいればその逆も。

シャイな子。やる気満々の子。

勝気な子。弱気な子。

犬をよく観察しベストなアプローチをする。これしかありません。

 

いろいろな性格の犬同士が出会って挨拶をし

犬同士の会話をし、友達になったり、友達にならなかっりするものです。

犬同士が話をしているときは、人間はあまりじゃまをしないのが理想。

でもあまりおバカなことを自分の犬がやっていたら、正しい介入を。

信じながらも

いけないことは指導する。

これに徹したいと思います。

我家のボーダーコリー二人組。今日も楽しく遊んでいます。

最近のおもしろいこと・・・

デイジー(1才)にボーイフレンドができました。

とてもハンサムなオーストラリアンシェパードの数か月年下の男の子。

体はとても大きくて、本当にハンサムくん。

ドックパーク付近でそのボーイを見つけると、熱い視線を送って待っています。

挨拶するときも、デイジーはもうラブラブ。

 

一方ダコタの方は、超年下のスプリンガースパニエルの男の子にいいよられています。

ダコタの反応は・・・・

まるで無視。

何をされても無視。

しまいには何するのよ〜と追い払っていました。

 

ダコタは基本的にはよその犬にはまったく興味がない子です。

ビーチや公園に連れて行っても、他の犬には見向きもしません。

彼女の視線の先にあるのは、夫と私そしてフリスビーのみ。

こんなふうに、我々のみに意識を集中するので、楽な子です。

 

デイジーは、まあ他の犬には関心大です。

デイジーをいろいろ観察していると、好きな犬と苦手な犬になんだか傾向があります。

デイジーの好きな犬:

 ボーダーコリー、オーストラリアンシェパードといった自分になんだか似ている犬が一番き。

 自分と年齢が近い子。

 ゴールデンやリトリバー。

 自分と体の大きさが似ている子もしくは自分より小さい子。

 おとなしい子。

 

デイジーが苦手な犬。

 体の大きなワンちゃん達。苦手みたい。

 急に近づいてくる子。

 

他の方の犬にガウガウと始まってしまうのは、よくないことなので、

よその犬との最初のアプローチはボディラングエッジを観察します。

失敗をしないように…心がけています。

犬だって、ポジティブな体験はワクワク体験だし、ネガティブな体験はその子の心を

しぼめてしまう原因になってしまいます。

 

犬の心理は本当のところは分からないのですが、

デイジーの行動を見ていると、仲間の分別をしているように感じてなりません。

 

同じボーダーコリーだと本当に友好的で、まるで10年来の友達でもあるかのように

ふるまいます。

また、ボーダーコリーにいているような犬(デイジーが恋に落ちたオーストラリアンシェパードなど)にもすぐ寄り添っていきます。

 

数週間前に、牧羊犬クラスの見学に行った時も、8割くらいはボーダーコリーだったのですが、何も興奮することなく、「私新人ですが、ここに座らせてもらいます」という感じで、

他のボーダーコリー達と並んでいました。もちろん周囲のボーダーコリーもデイジーが入ってきてもみんな静かにしていました。

この静的エネルギーにはとても感動しました。

 

もしダコタやデイジーと話せたら、

こういうことも聞いてみたいなあ。

 

 

今日も我家のボーダーコリー二人組は元気にしています。

 

この二人組年齢差が11才。

だから激しく一緒に遊んだり、交渉したり、競争したりなんてことはしません。

1才のデイジーは12才のダコタと同じ土俵にあがりません。分かりやすく言うと

最初からレスペクトし、降参しているのでしょう。

犬も群れで行動するというパックグループ論理をこの二人組を見ていると感じます。

 

遊び疲れて休む時など、さりげなくデイジーはダコタの横にいって同じポーズを取ります。

そしていつも微妙なこの距離感。どちらかが移動すると、もう一方も移動します。

(手前ダコタ。奥がデイジー)

悪いことをデイジーがしたら、ダコタは、ガオーとデイジーに向かっていきます。
が、噛んだりすることはなく、オーラで指導しているという感じ。
全てがエネルギーの交換のようで、観察しているととても勉強になります。
犬の行動学は犬から学べ・・というのもありです。

 

さて、犬と暮らしていると、自分の犬が社会性のある犬になるために

飼い主はいろいろアプローチをしないといけないでしょう。

その度合いは犬種、犬の知能レベル、性格などにより加減が必要なのでしょう。

 

ハイパーな犬になればなるほど、適格なアプローチをしないと、

何年も何年も同じことで悩まなければいけない結果になるのかもしれません。

先日、デイジーのドックトレーナーさんからいろいろ意見を聞く機会がありました。

 

本物のリレーションシップを犬と築くこと。

犬はどうして飼い主のことが好きなのでしょう?

食べ物をくれるから?遊んでくれるから?従わないと叱られるから?

これもありだと思います。

が、その反対も発生してしまいます。

食べ物くれないなら、興味ないよー。

遊んでくれないなら、嫌いー。

叱られないから、悪い事やっちゃおう。

 

犬はバカではありません。なんでも分かっているのです。

犬が自分の言うことを聞かないという理由

その理由は多岐にわたります。リレーションシップの深さも関与しているのかも

しれません。

 

ダコタとデイジーを見ていると、犬のリレーションシップが見えてきます。

それは全てエネルギーの交換で、そこに交換条件なんてものはないのです。

不動なるボスと、

守ってあげないといけないチビ。

このエネルギーの交換の間には、

大きな声で、怒鳴ったり、

相手を痛めつけたり、表面的なご褒美なんてない。

ただ本物のエネルギーの力でバランスをとっている。

 

ダメダメダメ・・・・・と繰り返しても

絶対に犬ーのダメな部分なんて修正できません。

静かに伝える。本物のエネルギーでもって、アプローチする。

 

ぶれないアプローチには喜んで犬もついていくのでしょう。

 

デイジー今朝の散歩の1コマ。