元々ただでさえ遅筆なのに、最近さらに筆の進みが遅くなっている。
書きたい事がうまくまとまらず、稚拙ながらも書いてるうちに修正を重ねてなんとか少しずつマシな形ができてくるんだけど、このところ感想を書いてて自分で納得がいったものを書けてないなあ。
で、今迄なら必ず受注期間中に書いてきた「タイガーマスクのオモチャ」も今回は受注期間が終わってしまっている今頃書いてる始末。
いっそこの商品については紹介するのを省こうかとも思ったが、一度始めた以上抜けがあったりさせたくないし、これについては楽しみながら書いてるので今更ながら紹介したいと思う。

今回紹介するのは、(株)メディコムトイのタイガーマスクソフビシリーズから「ボス(タイガーマスクアニメ版)」



と「レッド・ガロ(タイガーマスクアニメ版)」。



各8424円(税込)でボスは赤マント、レッド・ガロにはタスキと赤マントが付いて2月24日~3月31迄受注販売された。
原型協力は、このシリーズではお馴染みの電人。

ボスは、虎の穴の帝王のコピーそのままに虎の穴のボスで、アニメ版第78話から登場。



第28話にシルエットで登場してからシルエットで数回登場し、その存在を匂わせてきたが、タイガーマスク抹殺がままならず、自らが育てた三人の支配者達迄も



タイガーに倒された事でミスターX達の前に姿を見せ、自ら陣頭指揮を取る事を宣言した。
その風貌は以外に若く、所作もダンディ。(笑)
ボスとして指令を出す一方、第92話で実戦のカンを取り戻す為にミラクル3として日本プロレス界にデビューし、外人レスラー相手の試合をこなしていく。


更に第101話からはタイガー・ザ・グレートとなった。



プロモーターに配置換えしたミスターXを手足のように使いながら信用しきっていないあたり組織のボスらしい冷徹さがうかがえる。
現役時代は素顔のプロレスラーとして活躍したが、デビューしてから僅か1年程で対等に渡り合えるレスラーがいなくなった事で、ならばプロレス界を牛耳ろうと考え虎の穴を創設、悪役レスラーを養成するようになった。
ちなみに現在放映中の「タイガーマスクW」で虎の穴によるプロレス団体、GWMのヘビー級チャンピオンである「ザ・サード」はボスの孫にあたる。




ボスのソフビだが、アニメではいつもチェックのスーツを着ていて、

白スーツを着ていたシーンというのは自分の記憶にはないのだが、白いスーツになってるのは、あのスーツの彩色を再現できなかったからだろうか?それともあの彩色をする事による価格上の問題でもあって敢えて白にしたのかちょっと気になっている。

ソフビに反則魔のコピーがついたレッド・ガロは第97話に登場。


ミラクル3とシングルマッチで対戦した。
入場前のアナウンスによると、その反則で馬場や猪木に手痛い経験をさせた事があるようだが、威勢がいいのは試合前だけで、ミラクル3のふたつめのミラクル・テクニック&スピードの相手にならず、

単なる引き立て役に終わった。


ちなみにこの役、漫画版では第10巻(漫画文庫版第5巻)でアブドーラ=ザ=ブッチャーがつとめており、

実在のレスラーが歯が立たない事によって

ミラクル3の強さを引き立てたが、

アニメ版でもこれまで実在するレスラーをちょっと名前を変えて出して来たが、さすがに当時売り出し中のレスラーを引き立て役に使うのは…という気遣いからレッド・ガロを出したと考えるとちょっと微笑ましい気持ちになる。
レッド・ガロのソフビ、画像からはわかりにくいが、少し腹回りに丸みがあるところからアニメの画に合わせて少しデブったものになっているのかもしれない。
あ~あ、せめてボスのソフビは買いたかったなあ(涙)