前回の流れから病院機能評価より思いめぐらせ ( facebook内対話より )

上辺だけを見ての評価的な部分は、

大昔のこの制度開始時頃に経験しており、

信用しきれるものではないと捉えておりました。

機能種別と評価項目 - 病院機能評価事業-公益財団法人日本医療機能評価機構

今回 現職場では、

昨晩秋頃にその改善試験期間みたいなものがあり、

患者さんの気持ちを記そうキャンペーンみたいなものが打ち出されていました。

この評価への「準備不足」という見方もありましょうけれど、

私の感覚では、

長年こういうことを大切にしきれない、

システム上も含めた風土や価値観があるように感じました。

SOAP記録が基本ですが、

SOAPが苦手〜負担大の私には、

余計時間がかかるものです

決まりきったA・P なら、

私はわざわざSOAPにする必要は感じないですし、

逆に十分なA・Pが記せない様なこと

(例／患者さんより「もういつ死んでもいいようにしてある」等の発言あったが 対話の時間は取れなかった時 等)で、

言葉と表情,口調くらいでも記載しておくことは、

後の時間の資料になるかもしれず、

意味はあることと思っています。

経過記録 SOAPの書き方（良い例・悪い例） | がんばれ看護学生!【メディックメディア】

は、患者さんがあふれかえっています。

(いちいち単純に私には体力的負担大大大です💧)

ケモ(化学療法)決定から治療開始まで、

○時間待ちは珍しくなくなりました。

通院治療センター患者数○○○台/日も珍しくなく、

看護師不足なので、

患者さんmax○○名 (平均は○○名くらい) / 看護師1人 / 日 担当も少なくないです。

(○○名と聞いて私はリタイアを決めました)

初回,レジメン変更時には「患者情報」更新、

他「転倒転落リスクチェック」「褥瘡リスク説明」、

オピオイド(医療用麻薬)使用患者さんには「疼痛アセスメント」

「ケモ看護チャート(副作用チェック)」は毎回、

修整無しコピペも仕方ない一面はあります。

この中で、

患者さんご家族の心理面等のSOAPは不可能でしょう。

年始の採血待ち時間は、○○分を経験しました。

採血ブースはmax○○個ですが、

採血トレーの高い山が ワゴン上に三重になっていました。

も患者数爆増とのことですが、

当院は、地域柄や○○○外来の開始等もあってか、

その数倍はいらっしゃると感じます。

○○センターとしての役割も、

なくてはならないものを大きく果たしていると当然思います。

患者さんご家族との信頼関係構築のプロセスは、

と言うだけで短縮、と言うか、

まるでそのプロセス不要的な信頼感を感じています。

私は、

視野の狭い感情的感覚的な部分の大きい一看護師であり、

愛情(愛憎)もつ 元母校,元職場の患者として

様々傷ついた一患者としては、

患者さんご家族の生活〜心理〜人生観,死生観

(〜ACPのプロセス(プロセスこそ目的))につながる日々の記録が、

「こので」無い、出来ないことは、非常に残念です。

「人生会議」してみませんか

令和４年度市立札幌病院第2回市民公開講座

👆尊敬してやまない 石垣靖子先生

ここの看護師さん個人個人は、温かい方々が少なくないと感じています。

今や一病院ではどうにも出来ない様な、

大いに仕方の無い環境、システムであることの影響も感じます。

内容が右往左往しましてすみません。

在宅(へつなぐ)チームが、

入院前の患者さんの有り様も記録にしようみたいなプランを立てており、

その時その時日々を、

具体的に大切にしきれない中での動きかなと感じています。

機能評価が絶対的なものとかは思っておりません。

今までおそらくいくらでも取り組むタイミングはあったかもしれない中、

今回の評価でこういう動きなったことは、

おそらく少なくない看護師の不全感 (だから居着かない) と、

何より患者さんご家族にとって有意義だと思っております。

結局は下品な悪口でしょうけれど、

自分の中での

感情だけではない、

具体的な認識として、

落としどころにしたい気持ちでいます。

自分のメンタルを、より具体的に守るものでもあります。

自分の看護師としての根本を育んで頂いた場所で、

入院闘病中〜医療者に自分のパワーを奪われて来た数々のこと、

これは自分自身の妬み，ひがみから来ているかもと問い続けても来ました。

昨年から精神腫瘍科医師の温かい面談を受け、　

この辺の話を傾聴頂き、

すごい(図々しい)患者だなとも思いつつ、

改めて大きく感謝しております

自ら「助けて」と言い、

救いを手繰り寄せた「患者力」とも言えます。

応えてくれる医療者あってのことですが。

の現状の一面を医師からも知ることで、

「発展的な諦め」と、

自分が日々担える責務の

より具体的認識が進んでいます。

 転んでもただでは起きない

 一症例で生きぬく