仕方ないのは重々承知です
患者さん人/日も「こなす」外来化学療法室だと、
看護師の私のこれまでを振り返りながら、
「生活する自分の全体像を継続で知(ろうとす)る医療者は誰もいない」
「共に歩んでくれる頼りにできる医療者が誰かいるのだろうか…分からない」
みたいなのが、何だかさみしい様な感じがします。
患者の私としては、
ビンクリスチン(オンコビン)の末梢神経障害へのガバペン処方を軸に、
緩和ケア科にかかり続け、対話が出来、
自分で希望すれば精神腫瘍科でも自分を語れる…。
自分のサバイバー生活を自分でデザインした様な感じなだけかもしれませんが、
応えて頂ける幸せはかみしめていますし、
感謝感謝です
そんな幸せを、
看護師の自分は、なかなか患者さんに提供できる環境に無いかもしれないみたいな感じがなんともなんとも
ただ過ぎゆく時間、的な。
もちろん、
患者さんご家族のニーズ踏まえてのことですが
100%の病院なんか無い、と言われたりしますが、
私は、そもそも何が100%か分からないです
病院が大きくなる程分業制、
それぞれにつなげる意識,つながる意識が無いと水玉模様だなと
数年前に思ったことを思い出しました
現実を知りたいためにあちこち転々とした部分もあります。
限られた環境の中、自分は何を提供出来るか
考えながらやっていくのは変わりません
医療,医療者を、
自身の幸せのためのツールとし上手く活用するなど
「患者力」
というところへのサポート,ケアも。
予想はしていました
少ないベッド数ならではの良さを改めて実感しています。
やはり、どのみち、
医療者の患者さんご家族に対するスキル次第にはなりますけれど