私の指導係他スタッフの皆様は
穏やか(そう)な方々ばかりで、
かなり久し振りに
職場でヘンな緊張無く過ごせている事に、
感謝と共に逆に違和感さえ感じます
所変われば…悩みも変わるなと、
その度々度々つくづく痛感します。
PTX,DTX(パクリタキセル,ドセタキセル)の溶媒の性質で、
容量/1滴が標準より小さくなる為、
時間流量設定の調整が必要ということが、
此処のスタッフに思う様に通じません
orあまりスムーズに受け入れて頂けませんでした
私は、否定している訳でも無く、
知らなかった事を責めている訳でもないです。
知らない事を知ったら、
そこから変化すれば良いと思っています
歳をとると、
こう言う事が難しくなるのが世の常らしいですが、
私は今も根強い劣等感と数多い新人経験のお陰で
滅多にそう感じません。
自分がどうって言う事では無く、
患者さん対象の事なので、
ベスト,ベターを選択し続けることが
プロとして責務と思っています。
…化学療法自体が芯の,真の目的や目標では無いのにな。
何処に行っても、
看護師は、
患者さんがよりよく生きるための「手段亅を
「目的」「目標」と勘違いしている人が多いなと思います。
(それで十分な,問題無い分野もありますけれど…)
L-OHP(オキサリプラチン)の急性末梢神経障害・血管痛の軽減の為に、
(前投薬滴下時からの)穿刺側のホットパックは
比較的に標準的なケアだと思っていましたが、
此処では行われていませんでした。
スタッフへの提案も通りませんでした
ほんの少しだったとしてもなるべく楽に、
無駄な(コントロール可能なものの放置としての)苦痛無く
治療を受けて頂きたいと私は思っています。
また違うアプローチをします。
小さなケアやサポートが、
意思決定(支援)にまで影響する実感もしていますし、
年~月単位の時間の質は
本当に大切だと思っています…。