お遍路さん | しかたない、がんばろう!~急性リンパ性白血病をいきる~かんごしに生きる~

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2008年春、急性リンパ性白血病 (ALL) になった。
38才独身、看護師18年目…。
がん看護,緩和ケア病棟の経験もあった。
自分が患者になり、初めて分かったこと、実感したことがある。
日々のことと共に、又、今までを振り返りながら、記していきたい。

新人ナースから尊敬している先輩の1人 <おふく> さんから、白いビニル袋に入った物が届いた。

な、なんとビックリマークビックリマークビックリマーク

おふくさんがお遍路さんをなさった、四国八十八箇所の納経帳キラキラだった。

凄いものキラキラを頂いてしまった。

納経帳キラキラその物も、勿論凄い物キラキラで、感激し、感謝クローバーしきれませんが、私の病気治癒ブーケ1をずっと思って、巡って頂いていた事キラキラ時間キラキラ 感謝クローバーに絶えません。

新人ナースの時には、劣等生の私の、心身共に、いつも傍らにいて頂いている感じで、甘えさせて頂いたブーケ1

患者さんとの関わりは、いつでも優しくブーケ1温かかったクローバー
自然に尊敬しキラキラ目標だった。

数年前、抱えきれない悩みを背負って、今や (距離的に,比較して気持ち的にも) 遠いおふくさんに、突然会いに行った時も、温かく迎えて頂いたブーケ1
ソフトクリーム、とっても美味しかったニコニコ

あの時代、自然に、患者さんを <看護させて頂く> という思いがありましたよね。
「患者さん=人生の先輩」 として、敬いながら接していたと思います。

おふくさん、初めて実感なさったようにおっしゃっていますが、感謝して生きる事、人のために生きているという事、あの時代、すでに思いはあり、そうなさっていたと思います。

納経帳は、とても恐れ多いです。
身が引き締まりました。
病に甘える事なく、自分の足で立つ事を思い返しました。

大切にしますクローバー