なぜ生きるのか、何のために生きるのかは永遠のテーマと言われます。
 しかし、どの答えを出しても、生のゴールは死であることに変わりはありません。
 ゴールから考えれば、私たちは死ぬために生きているとも言言えそうです。

 

 

 生きることを手段として考えるから、その目的に迷う。

 生きることは、手段ではなく、そのものが目的なのだと思います。
 なんのためにと言えば、生きるためです。
 生きるために生きているのです。

 生きることが目的ならば、残る問題は、どう生きてゆくかということです。
 生きるという目的に向かって、私はどう生きてゆくか、どう生きたいか。


 つまり、死というゴールに向かって、その間どう生きてゆくかという
 プロセスの問題になります。

 この転換は、大きいです。

 たとえば、楽しむことが生きる目的ではなく
 生きるという目的に対して、どのように死までのプロセスを楽しいものにするか
 そういう形の問いに変わります。
 楽しくなければ生きている意味がないのではなくて
 どうやって、人生を楽しいものにするかという問いかけに変わります。


 人生というのは、突き詰めれば死までのプロセスに過ぎません。
 楽しいものでも、苦しいものでもありません。
 そのプロセスを楽しいものにも、苦しいものにも変えることができるのは自分です。